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僕はさっきまで読んでいた本に栞を挟んで
白虎さんが持ってきてくれた本
陰陽五行思想を詠む
時々半紙に書き記しながら読み進める
本の後少しで半分と言うところで晴明公様が部屋に来た
晴「灯りがついてると思ったら勉強していたのかい」
「あぁ、はい、折角白虎さんが持ってきてくれたので」
晴「無理は良くないよ、それに明日は用事があるから」
晴「早く寝ると良い」
「わかりました」
晴明公様が部屋を出ていった時布団の用意をした
灯りを消し僕は眠りに落ちた
朝、目が覚めた
時間は6時
この時間に起きるのが癖になっているのかも
晴「起きたかい?」
「晴明様、今起きました」
晴「じゃあ、朝食を食べたら出かけようか」
「?、はい」
僕は与えられていた着物を着て
ご飯を食べる時の部屋にいき朝食をとった
晴「じゃあ、雨月の所へ行こうか」
「はい」
外に出て
色々な店が並ぶ街に来た
晴「ここは、水琴街」
晴「ここは神社に売っている物があったり着物が売られたりしている街さ」
「なるほど…」
しばらく歩いていると晴明公様が立ち止まった
晴「さぁ、ここだよ」
そこは大きな木の看板に
仕立て屋 水引
と書かれていた
店内に入ると
あの、陰陽文庫で出会った六合の人がいた
名前は多分、晴明公様と霾伍さんが言っていた雨月さんだろう
晴「雨月」
雨「晴明さん、昨日連絡してきたあれっすか?」
晴「嗚呼」
雨「了解っす」
雨「おい、お前が紡か?」
「はいっ」
雨「……」
なぜか雨月さんは黙ってしまった
雨「…前の件はすまなかった」
「!、いえそんな!」
雨「…お前は心が広いな」
表情は紙で見えないはずなのに
雨月さんがどこか寂しいような、優しく笑った気がした
雨「まぁ、大体わかるだろ。俺はこの世界でデザイナーとして働いてる」
雨「採寸したりすっからこっちこい」
雨月さんが僕に背を向けた時に髪飾りが見えた
雨月さんの格好は
パーカーのような着物に
ブーツのような下駄
長い髪は破魔矢のような簪で1つにまとめていた
左耳には赤い、よく和風なアニメキャラがつけているのような
長いピアス
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#オリジナル小説
確かに
モデルのようなかっこよさに、お洒落だ
身長は僕より少し高めだった
雨「一旦そこ座っとけ」
「はい」
雨月さんに指示された場所に座る
雨月さんに案内された部屋は少し広く
布や着物が沢山置いてあった
よく見ると、簪などが入った入れ物もあった
雨「今から色々測るから立て」
「わかりました」
指示されたよう立つと雨月さんは
メジャー…と言えばよいのか
メジャーのようなもので僕の身長や足のサイズ、
ウエストなどを測り始めた
雨「身長、165の足が26と…」
数十分経つと採寸が終わった
雨「うし、これで紡専用の」
雨「魅狩衣を作っておく」
突然のしらない言葉に僕は混乱してしまった
雨「そっか、紡来たばかりか」
「はい」
雨「陰陽狩衣っつーのは陰陽師や十二天将専用の狩衣、戦闘服の事」
雨「魅のヤツらみたいに死ににくい、つまり破れにくい素材で作る」
雨「だから戦闘には長けてるんだよ」
「なるほど…」
雨「でも、晴明さんも晴明さんでまぁよくも…」
「?、」
?「ははっ、素直じゃないねぇうーちゃんは」
突然何者かかの声が聞こえた
雨「おまっ」
?「そこが雨月のいいところだろう?」
又、別人の声が聞こえた
雨「わりぃな、紡、六合と神楽が」
六「あ、自分は六合!うーちゃんを十二天将にした者でございまーす!」
神「僕は神楽だよ、雨月の使者…とでも言っておこうかな」
神「僕にとって雨月は神様だから」
六合さんは小さい妖精のような姿をしていた
髪は長くなんだか派手な着物を着ていた
雨月さんの影響だろうか
神楽さんは三毛猫のような姿だった
雨「紡もいつかこうやって式神を生み出す事ができるさ」
「…はい!頑張ります!」