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💚亮平side



💚うはぁぁぁん!かわいいっ!!(ぎゅうううう


💙やめろーーー(じたばた



呼び出されたので、わたくし阿部参りました。

舘様の家へと。

そしてあまりにも小さくて可愛くなった翔太を愛でている最中でございます…!

ほっぺもプニプニ!スベスベ!



❤️わかるか?阿部よ…


💚うん!もー超可愛い!食べちゃいたい!


💙べたべたさわるな!ほっぺツンツンすな!



今、翔太は舘様に借りたTシャツを着てるんだけど、子供になった翔太は小さいのでそれがワンピースみたいになってる。

はっきり言って萌える。



💚はー可愛いー。


💙もー!!



あまりの翔太の可愛さに延々と撫でたり抱きしめたりしていたら、とうとう舘様に引き離されてしまった。



❤️阿部、そろそろ返して?


💙ひゃう!



抱っこされて舘様の膝の上に戻る翔太。

翔太は舘様の腕の中から逃れたいのに舘様は離さない。

ゆり組いいいい。

これはこれで萌えます!




💚で、不老不死のロケで温泉に入ったんだね?


💙うん


💚それはどこ?


💙◯✖️けんのやまおく…


💚国内か。よかった。詳しい場所は?



ふるふる。

首を横に振る翔太。

わからないらしい。

ロケ車に乗せられて行くだけだもんね。



❤️阿部、どうしたらいいと思う?


💚うーん。とりあえず、そこに行くしかないかも。


❤️そうだな


💚スタッフさんに詳しい場所を聞いてみよう



俺はそれスノのプロデューサーに電話をかけて、詳しい場所を聞き出した。





💚よし、場所はわかった。


❤️行こう!


💚と、その前に


❤️なんだ?


💚二人とも今日のスケジュールは確認してある?


❤️💙あっ!!!!



ゆり組が同時に声を上げる。

引きも切らぬ売れっ子アイドルの自覚なし。

俺はたまたま今日空いてたからいいけど。



❤️やばい。もうこんな時間か!そろそろ出ないと!!


💙おれもきょうしごとある


💚翔太は行かれないから、俺とお留守番だね。


💙そうだ、こんなからだじゃむりだった…どうしよう


💚急病だってことにしよう。


💙しかたないか…


💚涼太はもう行って!


❤️阿部、後で連絡する!


💚うん、翔太のことは引き受ける


❤️恩に着る!



慌ただしく舘様は出て行く。

残された俺と翔太は、問題の山奥の秘湯へ向かうことになった。




💙翔太side



阿部ちゃんに頼んで正解だったな。

今、俺は阿部ちゃんの運転する車の助手席にいる。

身体が小さいのでシートベルトも心許ない。チャイルドシートはないので我慢する。


それにしても、頭脳は大人、身体は子供ってこんなにしんどいのか…。

コナンくんすごいわ。

俺は妙な感心をしていた。

だっていくら頑張って喋っても舌ったらずになるし、 声は高くて恥ずかしいし、力では涼太たちに敵わないし…。

てか、元に戻ったら覚えてろよ二人とも…。


阿部ちゃんがマネージャーと連絡を取ってくれたおかげで、スケジュールは全部リスケか無しになった。

関係者の皆さま、本当にごめんなさい🙇‍♂️



💚まずは、服が要るね


💙そうだな



今は涼太に借りたTシャツに厚手のパーカー、下は練習用ジャージのハーフパンツ。

どれも大きすぎて動きづらいし、何より目立つ。



💚何着か見つくろってから行こう。



しばらく車を走らせていると、大型のショッピングモールが見えてきた。駐車場へと入って行く。



💚買ってくる。待ってられる?


💙だいじょうぶ



阿部ちゃんは店内へ入って行った。

車内に残された俺は、早く戻らないかなーとか、阿部ちゃん遅いなーとか、ただぼんやりしていたんだけど、急に車のドアをノックされて飛び上がった。



ドンドンドンッ!!!



💙ひゃう!!!



外から車のドアが開く。

相手は警備員のおっさんだった。


「ぼく、ひとり?」


あまりの恐怖に俺は声が出ず、ただ頷く。


「お父さんかお母さんは?」


首を振る。


「おいで」


抵抗するが、大人の力には敵わない。

車内に置き去りにされたと思ったのだろう、そのまま警備室に連れて行かれる。



「ぼく、お名前は?」


💙……


「わからない?」


どうしよう。

素直に答えるべきか悩んでいると、警備員さんがつぶやく。


「困ったな…警察に連絡するか」


!!それだけは困る。


💙わたなべしょうた!


「お、喋った。わたなべしょうたくん?」


頷く。


「よし、じゃあ放送するから待ってて」


そして俺は迷子として館内放送の餌食になってしまった…とほほ。


ほどなくして買い物袋を抱えた阿部ちゃんが慌てて迎えに来る。



💚翔太!


「お父さん、子供を車に置き去りにしちゃだめですよ」


💚すいません…💦


「あれ?あなたどこかで…」


💚失礼します!翔太、行くよ!!



まずい。

あの警備員が阿部ちゃんを思い出したら、変な記事になってしまうかも。

いやでもともかく今は逃げるしかない!


阿部ちゃんは強引に俺を抱きかかえると、挨拶もそこそこに警備室を後にしたのだった。



車に戻ると、阿部が肩を落としていた。


💚子連れむずいわー


💙なんか…すまん


💚いや、しょうがないよ。翔太、着替えて。行こう。


💙うん



車は再び出発した。




💚亮平side



未婚なのに子持ちと勘違いされ、あげく正体がバレそうになったのには焦ったが、なんとか◯✖️県に入った。

後は温泉を目指すだけなんだけど…



ぐう。



さっきから翔太のお腹が何度か鳴っている。

翔太は恥ずかしいのか、顔を赤くして俯いている。



💚何か食べに行こうか?


💙でも…


💚大丈夫。人に聞かれたら、親戚の子だって言うから。



翔太は俺を見上げておずおずと言う。



💙じゃあ…いく



かわよっ。

思わず頭を撫で撫でする。

翔太は悪いと思っているのかもう抵抗しない。

思う存分撫で撫でを楽しむ。



ドライブスルー付きのファストフードの店があったので寄った。

なるべく店員と関わらない方がいい。

駐車場に停め、車の中でハンバーガーを食べる。

大人なら普通のサイズなのに、子供の手で持つと大きいんだね。

翔太は一生懸命かぶりついている。



💚翔太、ケチャップついてるよ


💙ん


💚笑。取れてない、ほら。



汚れた翔太の口元をナプキンで拭いてやる。

こうして翔太の世話を焼きながら食べていると、なんだか不思議な気持ちになる。

愛しい……。



食事を済ませ、さらに目的地へと向かう。

山奥の秘湯とやらは、本当に車がギリギリ入れるくらいの細い山道を行った先にあった。


辺りには知っている人しか気づかないだろう申し訳程度の看板があるだけ。

脱衣所もないし、ただ、湧いた温泉が岩の窪みに溜まっているような所。

相変わらず翔太は過酷なロケやってんなあ…。



💚いやこれ、はたから見たら温泉だってわからんな


💙まちがいない、ここだ!



そこへ、管理しているとおぼしき老人が現れた。



「あんたたち、何してる?」


💚あ、すいません。僕たちこの温泉のことを聞きたくて東京から来ました。


事情を話す。

笑い飛ばされるだろうと思ったら、その老人は真面目な顔をして聞いている。



「それは、あんた、難儀だったなあ…」


老人は翔太に言った。


💚では、本当に若返りの効果があるんですか?


「みんながみんな効くわけじゃないが、ごくたまにこうやって姿が変わる人はおる」


💚そうなんですね!


「まあ、気にしないで大丈夫。そのうち戻る」


💙そのうちって???


「それも個人差があるからのう」


💚はっきりとはわからないんですね…


「3日ほどで戻る人もいるし、中には半年くらいそのままって人もいたが、まあ、遅かれ早かれみんな戻っとるよ」


💚いや差が激しい!


「そんなに深刻に考えなさんな」


💙まじかー…でもよかった。いっしょうこのままかとおもった……



俺たちは老人にお礼を言って、帰ることにした。

とりあえず戻ることが確認できたのは大収穫だ。

来て本当によかった。

帰ったらまっ先にメンバーたちに相談しよう。

帰りの車中、疲れたのか翔太は眠っていた。

涼太に帰りの連絡を入れて、俺は再び東京へと車を走らせた。


ぼく、わたなべしょうた5さい

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コメント

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ひゃうっ!っていう翔太くんが可愛すぎる…🤦🏻‍♀️💕

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