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熊野光一
あのクリアが出てから特に何事もなく夜になった。
「今日はこの町に泊まろう」
「ですな」
ちょうど旅館が目の前にある。
「てか、金はあるのか?」
「そちらは問題ない」
何かしらがあるらしい。
「入るぞ」
ーガラガラ
「いらっしゃいませ。ご予約されていますでしょうか?」
「いや、していない」
「でしたら空室を確認しますのでしばらくお待ち下さい」
そう言って店員らしき人物は裏の方へと入っていった。
案外予約なしでも行けるんだな。
「お待たせしました。
一部屋だけ部屋が空いていましたのでそちらでよろしいでしょうか?」
「え、あ、一部屋か」
「何か問題があるの?」
「い、いや、別に構わない」
「かしこまりました。でしたらお部屋は109です。こちらお部屋の鍵になります」
店員さんから部屋の鍵を受け取って部屋へと向かった。
マルスの様子が変だけど大丈夫かな?
そうこうしているうちに部屋についた。
「おお、結構広い。風呂とトイレは別でついてるのか」
風呂とトイレが別ってのはいいよねー。
一緒だとちょっと衛生面が心配だからね。
「ルームサービスでご飯でも頼もうかな。マルスも食べる?」
「エビフライ定食一つ」
「和だね。じゃあ、俺はとんかつでも頼もうかな」
「じゃあ、僕は先にお風呂に入ってくるね」
「オケ」
そうしてマルスは風呂へと向かった。
意外と長風呂なのかな?
〜つづく〜
あとがき
旅館とかって飛び入りで泊まれるんでしたっけ?
知識が曖昧なんですよね。