「(未知の生物を殺す仕事は初めてだけど準備は万端。)」
「!」
「坊やに情報も喋らせたしね」
「っ!」
渚くんがゾワゾワしてるじゃん
渚くんはあの人に何を伝えたんだろう。
「なぁ、ビッチ姉さん授業してくれよ」
前原くんがそう言うとみんなも次々に言い始めた
「そうだよビッチ姉さん」
「一応ここじゃ先生なんだろ?ビッチ姉さん」
「なー!!!ビッチ、ビッチうるさいわね!!」
あ、ビッチ姉さんキレた
「まず正確な発音が違う!!あんたら日本人はBとVの区別もつかないのね。正しいVの発音を教えてあげるわぁ。まず歯で下唇を軽く噛む!ほら!!」
そう言われて私と業以外は先生の言う通りにし始めた
「そうそう。そのまま1時間過ごしてれば静かでいいわぁ」
「「「(なんなんだこの授業)」」」
5時間目、体育の授業中、殺せんせーがビッチ姉さんと2人で体育倉庫に入っていったのを皆で目撃した。
「なーんかガッカリだな。殺せんせー。あんな見え見えの女に引っかかって。」
「烏間先生」
「ん?」
「私たちあの人のこと好きになれません」
「すまない。プロの彼女に一任しろとの国の指示でな。だが、僅か1日で全ての準備を整える手際、殺し屋として一流なのは確かだろう。」
烏間先生はそう言った。その後、体育倉庫から凄まじい銃声が聞こえてきた。
『え、なに?』
「銃声の次は悲鳴とヌルヌル音が…! 」
『めっちゃ執拗にヌルヌルされてるね』
「行ってみようぜ!」
そう言って前原くんが走って行った。体育倉庫の前まで行くと殺せんせーが出てきた。
「おっぱいは?!」
「いやぁ、もう少し楽しみたかったですが、皆さんとの授業の方が楽しみですから 」
「な、中で何があったんですか」
渚くんが殺せんせーにそう聞いた時、後ろからビッチ姉さんがでてきた
「あぁ!ビッチ姉さんが健康的でレトロな服装にされている!!」
ビッチ姉さんは肩と腰を解されたり顔をマッサージされたり早着替えさせられたりしたらしい
「殺せんせー何したの」
「さぁね。大人には大人の手入れがありますから」
「悪い大人の顔だ!!」
と渚くんからの質問にうっすい真顔で答えた
「さぁ!教室に戻りますよ!」
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