テラーノベル
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ある日、ポテト王国の空に巨大な島が現れた。
その島はふわふわの雲に乗り、ゆっくりと空を漂っている。
「あれ何だ!?」
エビフライポテトが驚く。
黒猿龍 も目を細めた。
「島……いや、パンケーキに見える。」
よく見ると、本当に巨大なパンケーキだった。
王様は二人に頼んだ。
「調査してきてほしいのじゃ!」
黒猿龍に乗って空へ飛び、二人は島に到着した。
島の地面は全部パンケーキ。
木にはバターの実。
川にはメープルシロップが流れていた。
「めちゃくちゃ甘そうだな……。」
歩いていると、小さな住人たちが現れた。
パンケーキ族 だ。
しかし彼らは困った顔をしていた。
「大変なんです!」
「島がどんどん下がっているんです!」
このままでは島が海に落ちてしまうらしい。
二人は原因を探すことにした。
島の中心へ向かうと、大きな風車が止まっていた。
実はこの風車が島を浮かせていたのだ。
「壊れてるのか?」
調べてみると、巨大な鳥が風車に巣を作っていた。
風車が回らない理由はそれだった。
「追い払うか?」
エビフライポテトが言う。
しかし黒猿龍は首を振った。
「待て。卵がある。」
見ると、巣には小さな卵が三つあった。
二人は別の場所に安全な巣を作り、鳥をそこへ誘導した。
鳥が引っ越したあと、風車は再び回り始める。
ゴォォォォ……
すると島がゆっくり上昇した。
パンケーキ族は大喜び。
「ありがとう!」
お礼として巨大パンケーキをごちそうしてくれた。
エビフライポテトは一口食べる。
「うまっ!」
黒猿龍も食べる。
「うまい。」
さらに食べる。
「うまい。」
さらにさらに食べる。
「うまい。」
エビフライポテトは笑った。
「語彙力なくなってるぞ!」
その夜、二人は満腹のまま王国へ帰った。
翌日。
黒猿龍の家には、お土産のパンケーキが山のように積まれていたという。
コメント
1件
もう、ほんと癒されました〜🥺💕 空に浮かぶパンケーキの島、バターの実にメープルシロップの川…夢の世界すぎる🤤 風車の巣に卵があって「追い払う前に考える」黒猿龍の優しさがすごく好き。 結果的にパンケーキもらえて、なおかつ鳥も守れて、全員ハッピーになれる解決が尊いです🕊️🍯 「うまい」しか言えなくなるシーン、笑いましたw エビフライポテトさんの仲良しコンビ、これからも読みたいです🌙
エビフライポテト
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