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『村に着いた、ひころくたち…』
ひころく「水晶玉によると、この村に
居るようじゃぞ。」・水晶玉をしまって
周りを見た
チクワ「あっ、居ましたよ。」・
その方を指して言った
語り手「スズメとリュウは、楽しそうに
歩いている。」
スズメ「だれ?」・ひころくを見た
ひころく「だれ?では、ないわ(怒)!
」・スズメに向かって声を荒らげた
リュウ「冗談だって。そう、めくじらを
立てるなよ。ひころく。」・ スズメの
隣で言った
ひころく「お前は、だまってろ(怒)!
」・リュウを見た
チクワ「まぁまぁ。こうして
会えたんだから、良しとしましょう。
」・ひころくをなだめた
ひころく「ぐぬぬぬ…。」・イカリを
おさえようとしている
スズメ「ごめんなさい。どう呼んで
いいか、わからなくて…。」・
うつむいたまま、ひころくに謝った
ひころく「う、うむ。そうじゃったな。
本当は、師匠と呼ばせたいんじゃが…。
」・少し照れながら自身の頭をかいてる
チクワの声「それでしたら、ろくサマと
呼ぶのがオススメですよ。ぼくも
気にいってます(笑顔)。」
スズメ「じゃあ、ろくサマにする。」・
顔を上げて、ひころくに言った
ひころく「えっ(驚)!?」・スズメを
見た
チクワの声「よかったですね(喜)。」
リュウ「そろそろ、日が暮れるから、
オレたちは、宿に行ってもいいか?」・
すぐ、うしろを指しながら、ひころくに
言った
ひころく「あっ、あぁ。わかった。
ワシとチクワは、酒場に居るからの。
何か、あったら来るんじゃぞ。」・
そういって、その場を離れた
リュウ「スズメっち。白い犬が
チラチラ見えなかった?」・遠くを
見ながら、その方に言った
スズメ「さぁ?」・首をかしげた
『酒場で…』
ひころく「今夜は、大いに飲むぞ!!!
」・ビールジョッキを片前足に持って
叫んだ
チクワ「ろくサマの命名祝いですね
(笑顔)!」・ひころくの隣に座ってる
男の客「おい、あの犬。1匹で騒ぐ上に
料理は2匹前だぞ。」・ひころくの方を
見ながら、テーブルをはさんで、
向かいの男に言った
語り手「チクワの姿は、他から見ると、
おぼろげ、か、全く見えない。ハッキリ
見えることもあるが、声も同じような
ものなので、ユウレイと思う人たちも
いる。」
ひころく「チクワ。お前も飲め!」・
上機嫌で言った
チクワ「いただきますね(笑顔)。」・
ビールをちょっと飲んだ
語り手「チクワの年齢は26なのだ。」
ひころく「おい!オモロダケは、まだか
(怒)!!」・調理場に向かって言った
店員「お、おまたせしました…。」・
戦々恐々と、ひころくの前に料理を
出した
ひころく「なんだ、これは!皿ダケじゃ
ないか(怒)!!」・ 店員に文句を
言った
「ヒュン!ズコッ!」
語り手「ひころくのクチに、
オモロダケが突っ込んだ。」
『翌朝…』
スズメ「朝市が、やってるよ(笑顔)。
」・リュウと歩きつつ、その方を指した
ひころく「う〜ん。飲みすぎたわい…。
」・頭を押さえながら歩いている
チクワ「ろくサマ。昨日は、
楽しかったですね。」・ひころくの隣で
言った
ひころく「すまんが、あとにして…。」
チクワ「ろくサマのハナから
オモロダケが出て、それを押し込んだら
今度は反対側。片方を押さえつつ、
もう片方を押し込んだら、後頭部から
巨大なオモロダケが『ドーン!』って。
周りの人たちは、とても、ビックリして
ましたよ(笑)。」
ひころく「えっ(驚)!?」・チクワを
見た
チクワ「そのあと、ぼくにオモロダケを
グリグリしてきたし(笑顔)。」
ひころく「ワシ。そんなことに
なってたの(驚)!?」
チクワ「あれ?憶えてないんですか?
ぼくは、影が薄いので、ろくサマの
奇行を酒場の人たちは変な眼で
見ていましたが…。」・ ひころくを見て
言った
ひころく「・・・・・。」
語り手「ひころくは、自身の高揚感と、
お酒。そして、変なキノコのせいで、
おかしくなっていた。」
チクワ「しかし、オモロダケは、
食べると、ちょっと笑うだけで、
あんなことになるはずが…(考)。」
ひころく「そうだ!スズメたちは…!
」・慌てて辺りを捜した
チクワ「大丈夫ですよ。そこで、朝市を
楽しんでます。」・その方を指した
リュウ「これ。ひころくに似てない?
」・スズメに茶色の毛玉?を見せた
スズメ「わぁ。モジャモジャだ(笑顔)
。」・毛玉をつんつんした
リュウ「でも、一体なんだろ?」・
毛玉を見た
スズメ「さぁ?」・首をかしげた
ひころく「スズメ。」・その方の
ところに来た
スズメ「ん?」・下を見た
『森の中の道を歩く一行…』
リュウ「そう急ぐことないだろ(不満)
。」・前を歩く、ひころくに言った
ひころく「ワシは、早くナカダマに
帰りたいんじゃ。次の村を通って、
ドッカーン塔へ行くぞ!」・前を
見ながら、リュウに答えた
スズメ「もっと、朝市を
楽しみたかったなぁ。」・リュウの隣で
残念そうに言った
ひころく「次の村にも市場があるじゃろ
。休憩がてら、見てまわるとよい。」・
ツンと答えた
スズメ「ありがと。ろくサマ(笑顔)。
」・喜んだ
ひころく「おっ、おう。」・スズメの、
お礼に戸惑った
『次の村で…』
ひころく「ふう。やっと着いたわい…。
」・へこたれた
スズメ「あっ、ここにも市場があるよ
(笑顔)。 」・リュウと共に市場へ
向かった
ひころく「半日も歩いたからの。
温泉にでも浸かるか…。」・トボトボと
歩き出した
語り手「ひころくは、古びた温泉宿へ
はいった。」
温泉宿の店員「いらっしゃいませ。」・
笑顔で、ひころくを迎えた
ひころく「犬、一匹。」・代金を店員に
渡した
店員「はい。確かに。」
『しばらくして…』
ひころく「はぁ、いい湯だったわい…。
」・タオルで、ほっぺを拭きながら、
廊下を歩いている
ひころく「おっ。マッサージか。
ちょっと、やってもらおうかの。」・
看板を見て、はいった
ひころく「20分、頼む。」・ベッドの
上で、うつ伏せになった
チクワの声「はい(笑顔)。」
ひころく「気持ち、いいのう…。」・
寝入った
『その後…』
ひころく「う〜ん。首が少し痛い…。
」・首を触りながら温泉宿から出た
チクワの声「ろくサマ。ぼくが頭を
マッサージした時に、クシャミを…。」
『市場に居るリュウとスズメ…』
リュウ「このブラックボールは、
オリーブの一種で、食べられるんだ。
」・小さな実をスズメに見せた
スズメ「ふ〜ん。」
リュウ「こうすると…。」・指で、
ブラックボールにチカラを加えた
「スポン。」
語り手「リュウの右ヒジから指先までが
、ブラックボールに吸い込まれた。」
スズメ「わっ。腕が、なくなった。」・
おどろいた
リュウ「別名、犬喰いといって、
チカラを加えると、小さな犬なら
丸飲みなんだよ。」・ブラックボールが
右ヒジのところに、くっついている
スズメ「へぇ〜。」
リュウ「だから、小さな犬は、触ったり
食べたりは出来ないんだ。ちなみに、
たくさん食べると、周りのモノを
引きつけるから注意が必要だよ。」・
ブラックボールを右ヒジから引き離した
スズメ「歯でカムと、
食べられないんじゃない?」・本質を
言った
リュウ「アメ玉感覚で食べれば
いいんだよ。」・ブラックボールを
クチに入れた
『アイスクリーム屋の前で…』
スズメ「リュウくん。アイス食べよう 。
」・その方を指した
リュウ「ビミョーダ・トライアングルを
みっつ乗せで。」・店員に指を
3本みせた
スズメ「アタシは、ふたつ。」・店員に
言った
店員「はい。どうぞ。」・リュウに
アイス(バニラ?イチゴ?抹茶?)の
3段重ねを渡した
リュウ「パク。」・アイスを食べた
スズメ「わぁ。おいしそう(笑顔)。
」・バニラ?とイチゴ?の2段重ねの
アイスを店員から受けとった
語り手「スズメは、アイスを
食べ始めた。」
スズメ「これ、おいしいね(笑顔)。
」・隣のリュウを見た
語り手「しかし、リュウの姿は、
なかった。」
スズメ「あれ?」・周囲を捜した
ひころく「スズメ。そろそろ行くぞ。
」・スズメの近くに来て言った
スズメ「う、うん…。」・ひころくに
返事をした