幻想郷、博麗神社、長岡叶夜と藤倉多聞と博麗霊夢。
昨日の出来事から一夜たった。今日は霊夢さんの言っていた紫さんと会うことになった。
「幻想郷の賢者って凄い二つ名ですね。」
「そうね。まぁ勝手に私の家に来てはお菓子を食べたりする人だから。」
紫さんが来る前に霊夢さんが幻想郷について話し始めた。
「幻想郷は、妖怪とか吸血鬼とか亡霊とかがいるから能力があった方が有利なのよ。」
そう霊夢さんが話していた間に紫さんがやってきた。
「外来人ってこの子達のことかしら。霊夢。」
「あぁ、紫来たのね。」
「君達、名前は?」
「えっと…ルポライターをしている長岡叶夜です。」
「巡礼局本部所属、藤倉多聞です。」
「叶夜と多聞ね。幻想郷へようこそ。幻想郷の賢者、八雲紫よ。霊夢から事象は聞いてるわ。叶夜、多聞、どうゆう経緯でここに来たの?」
「灯台さんの元に向かっている途中、気づいたらここにいました。」
「僕も燈殿に向かう途中気づいたらここに来てました。」
「2人に共通する事は**灯台に関わっていること。**と、なると叶夜の能力は、灯台の声を聞く程度の能力、多聞の能力は、灯台の記憶を扱う程度の能力となるわね。」
紫さんは私と多聞さんが能力の事を話した。そして紫さんは、今起こっている異変について話し始めた。
「この異変は、君達の力が必要なんだよね。幻想郷に無い海ができ、そして海岸線に当たる場所に灯台がある。あと水禍と呼ばれる妖怪らしき生物がその海に潜んでいる。此奴らが暴れだしたら幻想郷も海に沈む事になるね。」
「水禍…。僕は、見た事があります。あの時は樫野埼灯台さんや残波岬灯台さんが討伐していたのですがこちらにも出ているとは…。」
私は、訳も分からなかった。水禍。もしかして、羽根田灯台さんが襲われていたのも水禍の仕業かもしれないと思っていた時、紫さんがこんな事を話した。
「この異変は、極めて幻想郷に危険が及ぼされるわ。君達の力がなければ幻想郷を守ることも出来ない。元凶を探し出し、退治をしてくれれば君達も元の世界へ帰れる。だからお願い。力を貸して。 」
紫さんから強い想いが感じられた。私達は考えることもせずこういった。
「はい、分かりました。」と。
その次の日から霊夢さんから異変解決に必要な弾幕ごっこを教わったり、魔理沙さんと実践したりと忙しい日々を過ごしていた。異変を解決し、元の世界に帰る為、私達は、必死に弾幕ごっこのスペルカードを考えていた。
コメント
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初めて1000文字をお願い超える物語を書いたかもしれない…。