注意書きは1話にて
赤→黒
水⇔白
桃→赤
青→桃
黒→青
桃side
同級生が互いにお疲れ様と言い合ってる中俺は…
青「ないこたん、お疲れ様〜」
桃「…」
先輩兼幼馴染にハグされてます
桃「離れてくれない」
青「いやだ」
桃「過去写真学校中にばら撒くよ」
青「さらっととんでもないこと言うやん」
「しゃーなしな」
名残惜しそうな目をして此方を見つめる彼
なんだその目は!!
桃「話したいことって何?」
青「俺ことちゃんと見ててな」
・・・
は?
桃「ん?どゆこと」
青「リレー、借り物競争、ダンス出るから」
「ちゃんと俺の事みて」
桃「分かった」
青「それとお昼一緒に食べよ」
桃「えー、好きな子と食べなよ」
青「やだ」
桃「俺もやだ」
青「なんでや、いつも食べてくれないやん」
桃「あんま目立ちたくないの!」
この前のこともあるし…
青「今日ぐらいはいいやん」
「りうらの話いくらでも聞くから」
桃「普段から沢山聞いてもらってるからいい」
「あ、じゃあ、まろの好きな人の特徴教えてよ」
青「そんな気になる…?」
桃「学校一のモテ男の好きぴとか需要ありまくりだもん」
今以上にまろの事で悩まなくて済むし
青「卒業したら教えるから」
桃「けち」
青「ないこが知ってもメリットないやろw」
桃「気になるんだもん」
青「そんな事考えてる暇あったら」
「りうらにアプローチしたらいいやん」
桃「それは…そうだけど…」
青「りうらにハチマキ交換の話した?」
桃「断られるの怖いからしてない」
青「ないこならいけるって」
桃「無理だよ…」
青「交換できなかったら俺がないこの貰ってあげる」
桃「別にいいです。」
「りうらが何の種目出るか聞いてくれた?」
青「玉入れだってさ」
「てか、自分で聞けよな」
桃「教えてくれなかった時の絶望がやばいからやだ」
青「それぐらいは誰でも教えるやろ」
「考えすぎやと思うで」
桃「そんなことない」
青「そんなことある」
「可愛いんだから自信持てよ」
桃「可愛くても意味ないの!」
「てか可愛くないし」
青「学年の女子よりも可愛い」
桃「一度殴られてこい」
「てか、まろの好きぴ何の種目出るの?」
青「教えない」
桃「ちぇー、探ろうと思ったのに」
青「俺はないこの事しか見ないから」
「探ろうとしても無駄」
桃「そう言いながら好きぴのこと見るんだろ」
青「それはどうかな」
桃「絶対見つけてやる」
放「次は1年生による玉入れです。」
桃「りうらが出るやつじゃん!」
「一緒に見よ」
青「俺はいいよ、帰る」
桃「一人で見るの寂しい」
青「あ、アニキと一緒に見たらいいやん」
桃「そんなに俺と見たくないの」
青「そういう訳じゃないけど…」
桃「けど?」
青「…なんでもない」
桃「最後まで言って」
青「いい」
桃「いいじゃなくて」
青「ほら、始まるよ」
桃「…後で話してよ」
青「…ん」
急になんだよ…
籠目掛けて玉を必死に投げ入れる赤色の君
その姿がやけに一生懸命で愛おしく見える
桃「…(青の方を見る」
隣の幼馴染は退屈そうに欠伸をしている
一回戦終了の合図がなる
結果は君のチーム側の勝利
いつもとは違い幼い子供のように喜ぶ君
度々思うが君は俺を惚れさせる天才だと思う
桃「可愛いw」
青「口に出てる」
桃「これぐらいなら許容範囲でしょ」
幼馴染の事は気にせず君に集中する
クラスメイトとハイタッチをしている君を見て
勝手に妬いてる
青「んじゃ、りうらの出番終わったから」
「俺は自席に帰るな」
桃「わかった、またね」
青「うん」
少し悲しそうな顔をしている彼
これは俺の勘違いだろうか
それとも…
この前から可笑しいな、俺
次回もお楽しみに
コメント
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好きすぎる...() この何とも言えない関係心痛いけど好き(?)