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ルカ父「ルカ…好きな人はいるか?」
ルカ「え、居ないけど」
ルカ母「そう。お見合いしない?」
ルカ「お見合い?どこで?そんなことが出来るの?」
今の時代にお見合いか…
てかうちお見合いするような家か?
ルカ母「うちに来てもらうのよ」
ルカ「ふぅん」
ルカ母「今日から来てもらうことになってるんだけど」
ルカ「へぇ」
ルカ父「どうだ。するか?」
ルカ「いや、しないけど」
ルカ母「でももう家に着くって言うのよね」
ルカ父「まぁここに住んでもらうのは決まりだからいいか」
ルカ「え、どういうこと?」
ルカ母「私たち長期間の出張という名の旅行に行ってくるから。その間ルカのことが心配だからお見合い相手に来てもらうの」
ルカ「すごい。そんなことが出来るんだ」
ルカ父「もう着いたみたいだ。では私達も出掛けようか」
ルカ「え〜旅行に行っちゃうのか〜」
その間1人だラッキー
ルカ「じゃあね〜」
ピンポーン
ルカ母「あ、来たみたいね」
ルカ「え、何が来たの?宅配便?ガチできたわけじゃないよね」
ルカ母「じゃ、行ってくるわね〜」
ルカ「え、待って!まだ行かないで!」
「「「「お邪魔します」」」」
え、何人いるの?!
ルカ母「あ、そうそう。部屋余ってるところがあるでしょ。そこに案内してあげてちょうだい。」
ルカ母「あら、こんにちは。ではさようなら」
ルカ父「ゆっくりして行ってくれ」
「はい。お嬢さんのことはお任せ下さい」
え、怖い。売られた?愛想つきた?てか、あいつら自分勝手すぎ。毎回急すぎるし
sha「うわぁ、ひっろ。」
うわぁ、誰か来た。
ut「君がここのお嬢さんか、な…」
ルカ「…一応。」
tn「うつ〜いい加減に…あれ、なんか固まってね?」
zm「うける。ほんまや」
こういう時なんて対応すればいいの?
るかパニック。Hey!じゃんじゃんじゃかじゃかじゃんじゃかじゃん!じゃん!
頭の中が賑やかすぎて落ち着けない。
落ち着こう。一旦落ち着こう。
tn「ルカさん。今日からここに住むことになったトントンと申します。どうぞよろしくお願いします。」
ルカ「あ、お願いします」
tn「ほらみんなも自己紹介してき」
tn「こっちの紹介は終わったかな。」
え、次あたし!?
tn「じゃ、ルカさんお願いします。」
だめ!挨拶する時は目を見なきゃダメよ!
とりあえずさっきから喋ってるブタさんの目を見とこう
ルカ「ルカです。こんにちは。」
tn「………」
ut「やっば、トン氏動かんくなった。これだから童貞は…」
え、なんかしちゃった?知らぬ間にビーム出てたとか!?だから左眼が疼いてたのか!
やばい!頭おかしくなる!部屋に篭ろう!
あたし、男性恐怖症とまではいかないけど男性苦手なのよね。
女の子に来て欲しかったナ
tn「と、とりあえず、よろしくお願いします。」
ルカ「あ、よろしくお願いします」
よろしくする気なんてねぇよ!!
せっかくの夏休みだって言うのにこんな人たちのせいで最悪の夏休みになっちまう!
いや、この人達だって一緒か。
ごめんね。私のせいでせっかくの夏休みを。
なんならこの人たちの方が可哀想だよね。
いきなり知らない家に来て。可哀想に
いや、私のほうがかわいそう!
この人たちは知ってる人同士だと思うけど私一人ぼっちだから!!
たくさん友達と遊びに行こ。
ut「早速やけど買い物行かん?色々買いたいものあるし」
あ、どうぞ行ってらっしゃい。
kn「せやな!行こか!」
ci「ルカさんも行こ!」
えーーっ!!新手の嫌がらせですか?
行かなくてもいいですか?なんて聞けない
ルカ「……はい」
ci「じゃ、ルカさんが着替えたら出発やな!」
ガチか…
ルカ「着替えてきます」
ci「はーい」
ut「チーノお前すごいな…」
tn「でもルカさん本当は行きたくなかったんちゃう?」
ci「100%行きたくなかったと思うで」
tn「じゃあなんであんな強制みたいな…」
ci「こういう時に交流深めんとやろ。好きなものとかしれるかもしれんし」
tn「だからって無理に行かせなくても」
ci「そんなこと言ってたらルカさんとずっと話せないで。無理にでも一緒にいる時間増やさんと。多対一なんだからこっちがリードせんと。」
ut「とか言って本音はちゃうやろ」
ci「バレたか。ルカさんとお出かけなんて滅多にないかもしれん。私服見れんのはレアやと思う。」
rb「やっぱりか…。てかさっきの服見た?」
ut「あぁ。あれは殺しに来てるね」
tn「こっちが急に来たわけやからあっちはなんの用意もしてなかったわけやろ。あんなのが毎日か…」
tn「俺は耐えられないかもしれない。」
sha「目のやり場に困るわ」
ut「てかみんな平常心つとめてるけど実際どうなん?」
kn「どうって?」
ut「ルカさんのこと好きなん?俺は運命感じたけど」
kn「ただの女やけどな。」
zm「それ本人の前で言うなよ。」
ut「2人は相変わらずやな。」
ut(2人ともああやって言ってるけど実際緊張しまくりなのバレてっから。この俺でもグッときたのに。)
ルカ「すみません。終わりました」
ci「ほな行くか!」
ut「ルカちゃん誰と行く?」
ルカ「なにが?…です?」
ut「この大人数とルカちゃん1人で一緒は嫌やろ。」
ルカ「なるほど。」
ut「だから2人ペア作ろうと思うねんけど。今ルカちゃん合わせて9人なんよ。1つは3ペアになるけど」
ルカ「あ、じゃあ自分が一人行動したら…」
ci「ひとりぼっちはなしな。」
何この人嫌い。
ルカ「誰とでもいいです。」
あたしと一緒とか可哀想すぎる。ひとりぼっちがいい。自分のためにも
てか誰かと行く買い物とかつまんなすぎてヤダ
ut「ルカちゃんは買いたいものとかあるん?」
ルカ「一応あります。」
ut「どんなもの買いたいん?」
ルカ「……本?」
あーあと自分の部屋用に冷蔵庫とか買っておくのありかも…。
ut「なんで疑問系w」
ルカ「売ってるかわかんないんですよね。」
ut「そうなんや。」
ci「もう着くけどルカさん誰と行きたいん?」
ルカ「うっ…あー、希望は無いですけど」
あっぶねぇ…うっざって言うとこだった。
ci「希望ないなら俺と行く?」
ルカ「あーでも私女の子の買い物したいんですよね。一緒に来ます?」
zm「クッ…w」
ci「あー、まぁ行ってもええんやったら行くけど」
ルカ「よくないです。」
ut「ま、まぁ、ルカちゃん1人でええんちゃう?w」
ルカ「いいんですか?」
ut「ええよ。」
ルカ「ありがとうございます。」
ci「せっかく一緒になれるチャンスやったのにぃ…」
ut「どうせチーノは選ばれんかったで」
ci「あいつなかなかやるわ」
ci「俺尾行に行ってきていい?」
tn「ダメじゃい!」
ci「え、でもなんぱされちゃうかもよ。」
tn「……たしかに」
ut「俺も尾行するわ。チーノ行くか。」
ci「行こう。」
tn「見守るだけにしろよ。」
ci「はーい」
やっと1人になれたぜ
何買おう。買う物ないんだよね。本もほしいもの売ってなかったし。
こう「あ、ルカ?」
りゅう「あ、ルカじゃん」
ルカ「あ、こうりゅう」
こう「やめろその呼び方w」
りゅう「あっちのフードコートにアヤいたんやけど一緒に来てんの?」
ルカ「え、違うけど。いたの?」
りゅう「いた。あれはアヤだ。」
ルカ「へー…誰といたの?」
りゅう「見た感じ1人やったな」
ルカ「へー。行こうかな。」
りゅう「一緒に来てたんじゃないんや。」
ルカ「うん。」
りゅう「一人で来たの?」
ルカ「まぁ、1人」
りゅう「アヤのとこ行く?」
ルカ「うん。」
りゅう「一緒に行ってもいい?」
ルカ「別にいいけど…」
りゅう「おけー!良かったな!こう」
こう「だまれ」
りゅう「あ、あそこに」
ルカ「ほんとだ。1人かな」
りゅう「行こうぜ」
ルカ「え、りゅうたちも行くの?」
りゅう「え、ダメなの?」
ルカ「なるほど。アヤには彼氏いるけど。行ってらっしゃい」
アヤのこと好きだもんね。多分
りゅう「え、行かないの?」
ルカ「りゅうたちが行くんなら行かないよ。」
りゅう「なんで」
ルカ「お邪魔しちゃうかもしれない」
りゅう「そっか。」
ルカ「そっかじゃないよ。行かないの?」
りゅう「行かないでおくわ。」
ルカ「そっか。じゃあね。」
りゅう「あ、うん。今度遊ぼーね。」
ルカ「うん。またいつかー」
りゅう「ルカ行っちゃったじゃん。」
こう「うん。」
りゅう「いいの?」
こう「勇気が出なかった。」
りゅう「頑張れよw」
こう「お前もだろ」
りゅう「まぁ…」
ut「男やな」
cj「男やな…」
ut「様子見やな」