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これすら仕組まれてそうでめろい
緑色
半角カタカナめんどいので平仮名です
◇
「みどりくん!」
「……、」
『み、みどり、』
「ン?」
『かえろ、』
いつも通り。
みどりは、同じクラスで私の幼馴染だ。…そして、モテる。
けれどみどりは女の子に興味がないどころか嫌っているらしい。それでもいいと言う女の子が多いのだが、みどりは私が話し掛けても普通に返事をすることを嫌がっている女の子の方がたくさんいるのだ。
なにが言いたいかと言うと、私が女子たちの妬みや僻みをそのまま女子からぶつけられる……つまるところのいじめだ。
「ね、ナマエ?」
『ぁ、ん、なに?』
「今日家行くね」
『っ、みどり、ここでその話は、』
学校の廊下で、しかも沢山の女の子がみどりを見てるのに…!
その話はここじゃなくたっていいじゃん、!わざわざここでする必要…!!
「…だめ?」
『ぅ゙………、や、いい、けど……!』
俺、楽しみだよ。
じっとこちらを見つめてくる顔にやられ、ついみどりを甘やかしてしまう。
……ああほら。
_え、あれ誰?彼女?
_なんか緑くんの幼馴染らしいよー?
_あーだよねー!
_アイツが彼女はまじ釣り合ってなさすぎるもんねー
_それな〜!
_てか幼馴染とかずるすぎ!
_もうなんか幼馴染すらも釣り合ってなくない?
今も、陰から私を嗤う声が聞こえてくる。
…みどりと釣り合わないのは、私が一番、わかってるよ。私だって離れようとしてるのに、みどり、が、……、だめだ、人のせいに、みどりのせいにするのは良くない。
これ以上考えるのはやめよう。どんどん沼にはまってる気がする。
それから思考をストップさせたまま、みどりと帰った。
◇
「ナマエ、ずっとぼーっとしてるけど…大丈夫?」
『……ぇ、あ、…だいじょうぶ、』
「ほんと?無理してないよね?」
『してないよ』
「…ん。ゲームしよ」
『ぁ、うん、』
コントローラーを手に持ち、みどりの隣に並んで座る。
…ゲーム、久しぶりかも。
◇
途中までしか筆乗らなくて没ったので供養させてください