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「ここらへんの人間ではないのですか?」
「ん〜、ここらへんの人間ではないな」
腕を組み頷きながら、「京の人間じゃないのか」
「せや。あっ!そうだ後で、京の土産を渡しに**友神**のところに行きたいんよ。」
「へぇー、成千の友神とか興味な」腕を組み紫が言うも、成千神は紫の言葉など、聞かず言葉を続けた。
「お参りに来てくれた人間が御供えとして持ってきてくれた「阿闍梨餅」(あじゃりもち)「宇治抹茶大福」(うじまっちゃだいふく)
これがものすごく美味いんよ!!」
「お〜!!名を聞いただけでも美味しそう!!」
「あとで、波羅蜜殿と紫にも食べてほしいから渡すな」
「いいのですか!嬉しいです」嬉しさのあまり、頬がニヤけてしまうのを必死におさえていて、それを見ていた紫は引き気味に儂を見ていた。