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「カコ、大丈夫か?」
ディサピアはカコにそう聞いた。
何かおかしいと思ったんだ。
分かっていたんだ。
でも見て見ぬふりをした…私の責任だ。
「…俺はミライの所へ行く。」
「私も行く」
2人はそう言い、わざと遠回りする道で行った。
ディサピア…気づいてたのかな…?
とりあえず先回りして戻ろう。
…カコが帰ってきた。
「みんな…なんで戦闘態勢なの?」
そうカコが聞いた。
…あれ?今私戦闘態勢なの…?
「なんでみんな私を睨むの?」
睨んでるつもりは無いのに…
笑顔…笑顔…
…カコの気配が変わった。
だが何処か…何処か落ち着く…
ダメだ、そんな事無いはず、アレは敵だ。
「カコを…私の妹を返せ。」
私はカコにそう言った。
「やはり…カコではないな?」
ディサピアもそう言っている…
ディサピアがカコに斬りかかる。
止めたかった…本当は。
カコが避けた後、
「…私はこの世界にウイルスを撒き、崩壊させるのを目的で来た。」
と言った。
「…なら消すのみ。」
私はそう言いカコに斬りかかろうとした。
その瞬間カコに切り替わった。
私はナイフをすぐにしまい、
カコに抱きついた。
「カコ!」
怖かった、本当は傷つけたくない。
「お姉ちゃん、怪我は無い?大丈夫?」
カコがそうたずねてきた。
「私はカコが大丈夫なら大丈夫だよ…」
私はしっかりとカコを抱き締めた。
「今日はもう寝な?」
私はそう言いカコを寝かしつけた。