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#こじあべ
ゆんしょ
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ふあたべ
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始業式。
夏休みが終わり、校舎には久しぶりに生徒たちの声が戻っていた。
体育館での始業式を終え、照は教室へ戻る。
友達とくだらない話をしながら廊下を歩いていると、前から深澤が歩いてきた。
白衣姿。
片手には書類。
💛「……」
思わず目で追ってしまう。
深澤も照に気付いた。
💜「おはよう」
💛「おはようございます」
それだけ。
すれ違う。
なのに照は、数歩進んでから振り返った。
深澤はもう職員室の方へ歩いている。
「照?」
友達の声で我に返る。
💛「何?」
「今、後ろ見てた?」
💛「見てない」
「いや、見てたじゃん」
💛「気のせい」
友達は首を傾げながらも、それ以上は聞かなかった。
────────
昼休み。
照は弁当を食べ終わると、無意識に席を立った。
向かった先は保健室。
ドアの前まで来て、ふと足が止まる。
(……何しに来たんだ)
怪我はない。
眠くもない。
体調も悪くない。
それでもノックしていた。
コンコン。
💜「どうぞ」
ドアを開ける。
💜「岩本」
💛「こんにちは」
💜「今日はどうした?」
💛「……特に何も」
深澤は少しだけ笑う。
💜「そういう日もあるね」
照はいつもの椅子に座った。
深澤は仕事を続ける。
しばらく会話はなかった。
でも、その沈黙が嫌ではなかった。
────────
「先生」
💜「ん?」
💛「夏休み、どこか行きました?」
深澤が顔を上げる。
💜「急だね」
💛「なんとなく」
💜「特にどこも」
💛「ずっと学校?」
💜「部活の日は学校にいたかな」
💛「休み少なそう」
💜「岩本も似たようなものでしょ」
💛「俺は部活好きなんで」
💜「俺も仕事嫌いじゃないよ」
照は笑った。
💛「先生らしいですね」
💜「どういう意味?」
💛「なんとなくです」
また二人で笑う。
────────
午後。
体育の授業。
照はグラウンドを走りながら、ふと保健室の方を見る。
二階の窓。
白いカーテン。
その向こうに深澤がいるかどうかなんて、ここからでは分からない。
それでも視線が向いてしまう。
「岩本!」
💛「はい!」
「集中!」
💛「すみません!」
照は前を向く。
走りながら、少しだけ笑った。
────────
放課後。
教室を出ると、廊下の向こうに深澤がいた。
生徒と話している。
照は足を止める。
話しかける理由を探す。
でも、何も思いつかない。
そのまま通り過ぎようとした時。
深澤がこちらを見る。
💜「岩本」
💛「はい?」
💜「部活、頑張って」
💛「……はい」
それだけ。
照は体育館へ向かう。
途中で一度だけ振り返る。
深澤はもう別の生徒と話していた。
照はそのまま前を向いた。
コメント
7件
おっとっと〜? 嫉妬か💛〜?
💛は嫉妬しまくりだなこりゃ
久しぶりの投稿嬉しいです! これからどう2人の距離が縮まっていくのか、楽しみです💛💜