〜前書き〜
こんにちは、雪夜です。
本編をご覧いただく前に一つ伝えたいことがあるのでよろしくお願いします。
高校生活の合間を縫って作成しているため、自分への負担をなるべく減らせるように無理せず活動しています。そのため、投稿が遅くなることが多々あります。何卒ご理解頂けると幸いです。
前書きが長くなってしまってすみません。
今回は過激な表現は無いので安心してください。
それでは、本編どうぞ。
〜本編〜
「、、、本当に御免、、、」
「乱歩さんの所為ではないです。私が勝手にやった事なので」
平気そうに云うけど、無理をしているのが痛いほど伝わってくる。僕に出来る事は何だ?如何したら太宰が楽になれる?太宰のプレッシャーとストレスを取り除く方法は無いのだろうか、、、
「、、、あ」
「ん?如何しました?」
「お洒落帽子君呼んでいい?」
「げっ、、、何でですか?」
「太宰を元気付けてやろうと思ったから」
「中也なんて呼んだところで私は元気にならず最悪の気分になります」
「大丈夫、僕に任せて!」
「、、、で?何で俺が態々此奴の所に来なきゃいけねェんだよ」
「太宰と一日一緒に過ごして」
「「断る!」」
「まぁまぁ、じゃ、宜しく〜」
「えっ、ちょっ、乱歩さん!?」
太宰の声を無視して僕は家を出て探偵社へ戻って行った。確証は無いけど、お洒落帽子君と喧嘩したらある程度は気持ちがスッキリするんじゃないかと思って呼んだけど大丈夫かな、、、次帰る時に家が滅茶苦茶になっていないことを願おう。
それから数時間後、何時も通り駄菓子を食べていたら急にドタドタと騒がしい足音が聞こえてきた。漸く帰ってきたのか、、、
「あ、おかえり」
「ねぇ乱歩さん!酷いじゃないか!私と蛞蝓を一緒にするなんて!」
「いやぁ、太宰のストレス解消には効果的だなぁって思って」
「解消どころか余計にストレスですよ!」
「御免って、でも幾らか気持ちは軽くなったでしょ?」
「其れは、、、まぁ、、、」
良かった、効果はあったみたい。それに、何時も通りの調子に戻ってきてるし。
「でしょ?だから、僕にだって同じ事して良いんだよ?」
「え、、、でも、、、」
「抱え込まれるよりは全然マシ。僕らは恋人だよ?遠慮なんて要らないし、太宰がしたいように接してくれれば僕は満足だよ」
そう云ったら、太宰は少し驚いた顔をしたけど笑顔で頷いてくれた。皆が見てるこの場で、僕からちゃんと云って太宰が納得したら、もう余計な口出しはしない筈だ。
何でこんな事するのかって?
決まってるだろ?
これ以上太宰の負担にならないようにしてあげたいだけだ。
それに_________
“迷惑をかけるな”なんて太宰には到底無理だろうからね♪
〜次回へ続く〜
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