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『なんか疲れた…』
ガチャ
?「なんか楽しそうな顔してるじゃん合コン?」
ワース「…シュエンか」
シュエン「なんか残念そうな顔してるね~イケメン第三魔牙、笑」
『うわぁ…イケメンだぁ…』
その瞬間アイの目と耳が塞がれる
『え??』
ワース「アイがアイツに惚れたら困るからな」
アベル「僕もワースと同意見だ」
シュエン「へぇ…ついに七魔牙の姫が誕生か」
シュエン「ちょっと失礼しま~す 」
そう言ってワースとアベルに掴まれていたアイはシュエンの方に引き寄せられ軽くぶつかる
シュエン「っは…♡ 随分可愛いじゃん」
アイの腕を片手で掴んだまま顎クイをする
『…シュエン?さんでしたっけ』
シュエン「シュエンでいいよアイちゃん」
『めっっちゃいい匂いするね…!!』
シュエンの首あたりに顔を近づけスンスン、と鼻を鳴らすアイ
『うん!やっぱそうだ!私好きだなぁこの匂い 』
シュエン「君はホントに…」
手を顔に当て急にしゃがみこむシュエン
シュエン「君のこと、本気で好きにさせてみせるから」
世界一カッコイイ捨て台詞を吐いて去っていく
『去り際までイケメンだなこの野郎』
『っと…違う違う。早く楽譜に起こさなきゃ』
そうして魔法でピアノを出現させ、なにやら楽譜に書き込んでいる
アベル「何をやってるんだい?」
『パーティーの時に弾く曲の楽譜起こしだよ
ヴァイオリンとピアノどっちがいいかなぁ』
アビス「どっちも、お似合いだとおおおおおお思います」
ワース「どっちも見てぇなぁ」
『……おし、こんなもんでいいか
皆さん聞いてて下さいね』
ピアノに手をかけ3秒程目をつぶると弾きはじめた
マイロ「…綺麗な音色だ」
オロル「素晴らしいですね」
アンサー「美しいアイに美しい音色
これを幸せという」
『どうでした~!?』
アベル「よく出来ているんじゃないか 」
『…皆んなとバンドとかやったら楽しいだろうな~笑』
『てか私アドラ寮』