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???「あいつらもうそろそろ来るかしら」???「桃時ちゃん!待った?」
???「お待たせしてしまいすみません!」
ここは、鬼灯町の夏祭り会場。「桃時」は早速「雨花」、「橙」と合流した。
桃時「全然待ってないわよ。安心して」
橙「桃時さんの浴衣似合ってます!」
雨花「二人とも超似合ってるよ!」
桃時「あんたも似合ってるわよ。雨花」
前にも言ったように、
桃時は、桃色の浴衣に濃い桃色で桃の花が描かれた浴衣。
橙は、橙色と黄色が基調となった果物のみかん模様の浴衣。
雨花は、濃い紫の曇った雲のような柄の黒い浴衣。
このような感じであった。
ちなみに、桃時は髪型は髪を巻いてハーフアップ。
橙は、お団子。
雨花は毛先を少し巻き、下ろしていた。
???「おーい!雨花、橙、桃時!」
???「待たせたな」
橙・桃時「うわぁぁ・へぇ〜」
兎白と瑠璃人の浴衣は、兎白は白い浴衣に月模様が描かれた模様の神秘的な雰囲気の浴衣。瑠璃人は、瑠璃色に海の水しぶきが描かれた模様の浴衣だった。
桃時「あんたたちも中々やるじゃない」
瑠璃人「橙!めっっっっちゃ浴衣可愛いぜ!」
兎白「桃時もとても似合っている。可憐だな」
兎白は雨花とアイコンタクトする。兎白は小さく笑い、雨花はニコッと笑う。
橙「ありがとうございます!瑠璃人さんも似合ってますよ?……とてもかっこいいです」
瑠璃人「!、そ、そうか?浴衣とか着たことねぇからよく分かんねぇけど……ひひっ」
桃時「褒めてくれてありがとう。あんたも似合ってるよ」
兎白「あぁありがとう」
雨花「うんうん、歩み寄りは美しきかな。素敵だねぇ〜」
兎白「お前の格好も似合ってるぞ」
瑠璃人「お前らしい色だな」
雨花「はいはいどうも!じゃあ早速夏祭りへレッツゴー!」
雨花たちの夏祭りが始まった。
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瑠璃人「雨花!勝負しようぜ!あの射的屋で!」
桃時「あんた、懲りないわねぇ……」
雨花「良いよ〜やろっか!」
橙「お金使い果たしちゃダメですよ?」
雨花と瑠璃人は射程屋さんに入った。
瑠璃人「手抜くなよ!」
雨花「はいはい。先攻と後攻どっちにする?」
瑠璃人「じゃんけんで決めるぞ!」
じゃんけんの結果、瑠璃人が先攻になった。
瑠璃人「よし、よぉく狙って……はっ!」
パコンパコン
「残念賞 簪〜」
瑠璃人「くそぉ!!」
雨花「じゃあ次わたしだね。うーん、ここかな」
パコンパコン ドッ
「すごいねお嬢ちゃん!いっちばん難しい賞品だよ?これ!」
雨花が貰ったのは、「ピンミル」のペアぬいぐるみだった。
雨花「これ、いる人いる?」
桃時「はいはい!!!!アタシアタシ!!!!」
兎白「俺も良ければ欲しいな」
ということで、ピンキーは兎白が、ミルキーは桃時が貰った。
瑠璃人「オレはこの簪どうすりゃいいんだよ〜」
桃時「あんたバカなの?」
瑠璃人「え?」
雨花「瑠璃人くん。ほら、あそこ」
雨花の視線の先には、橙がいた。
瑠璃人「!、分かった。行ってくる!」
瑠璃人は橙に駆け寄る。
瑠璃人「なぁ橙。ちょっと目つぶってくれないか?」
橙「え?分かりました」
瑠璃人は橙の髪に簪を差す。
瑠璃人「ほ、ほら、スマホでみてみろよ」
橙「は、はい……、!」
橙は自分の髪に簪がささったことに気付く。
橙「瑠璃人さん。これ……!」
瑠璃人「に、似合ってるぞ」
橙「ありがとうございます!大切にします!」
橙と瑠璃人は赤面になりながら、恥ずかしがっている。
雨花「瑠璃くん。簪をあげるって意味。知ってるのかな?」
桃時「簪をあげる意味って?」
兎白「意味なんてあるのか?」
雨花「二人共……恋愛上級者にはまだなれてないねぇ〜」
桃時「どういう意味よ……?」
雨花「Go〇gle先生に聴いてみな〜」
その後、Go〇gle先生に聴いた桃時は、顔を赤らめた模様。
雨花「みんな初々しいねぇ〜もう胸がいっぱい!あはっ!」
【続く】