【企画】メシ行こう

🩷「阿部ちゃん、今日仕事終わったらメシ行こ」

💚「ん、いいよ」

楽屋で佐久間がニコニコと食事の誘いをかけてきた。

ふっかに『お前ら一昨日ら辺にもメシ行ってなかった？』と言われてドキッとしていると、佐久間は涼しい顔で

🩷「まぁほら、俺らラブラブだし？」

なんて言う。

💜「はいはいお熱いねー」

と半ば呆れるふっかと、にゃははといつもの明るい声をあげて笑う佐久間を見ていた。

夜、佐久間の家。

ツナとシャチは可愛いけど、俺は動物にあまり好かれないらしくそんなに来てくれない。

むしろ佐久間が俺にベタベタしているから、ヤキモチ妬かれて嫌われてそうな感じすらある。

ご飯行くんじゃなかったの？って思うでしょ？

🩷「阿部ちゃん、上達早すぎ」

💚「ふふ、イメトレしてきた」

🩷「俺のために？可愛い事言ってくれるじゃん」

ソファに座った佐久間の前に跪いて、見せつけるように彼のものに舌を這わせ、口全体で包み込む。

『メシ』は俺たちの間の隠語で、セックスしようねって意味。

佐久間がみんなの前でバレずにセックスしようぜって約束してみたい！と言うから考案した。

ふっかが言うように、2日前にも同じ約束をした。つまり2日前もセックスした。

佐久間の性欲がやばいと思っていたけど、俺も知らなかっただけで性欲は強いらしい。

それを認めたくない気持ちと、2日前の快感を身体がじわじわと思い出し疼く感覚と今戦いながら佐久間のものを愛する自分に納得せざるを得ない気持ちとがせめぎ合っている。