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『テストを返します!』


そう先生が言った。今回のテストは何かが違う。

みこはこのテストに全てをかけた!おかあたんに「新作のゲーム欲しい!」って言ったら、「5教科のテストで350点以上取ったらいいわよ」と言われた。寝る時間もしっかりとり、勉強に励んだ。


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と、言うわけで今日にいたる。『ホロクエ』というゲームが欲しくて欲しくてたまらなかった。

今日のために二週間前から頑張ってきたんだ。今の所、4教科で275点。

50点以上取らなければゲームは買ってもらえない、、、


「さくらー」

「は、はい!」

「今回のテスト、いつもより高かったぞ!頑張ったな!」

「え、ぁあ…はい」


ついに時がきた。みこは先生からテストを受け取り、席についた。

紙を開くまでの緊張感がヤバい。


「ふぅぅぅぅ…」


深呼吸をし、心の準備をする。

よしっ!紙を開いてみると、、、

『75点』そう書かれていた。みこは嬉しくて嬉しくて、下校時間まで待ち遠しかった。


「キーンコーンカーンコーン」


チャイムが鳴った。みこは勢いよく校門から出た。

家に帰ったら、ソファーで寝転がってテレビを見てるおかあたんがいた。


「見てみて!これ!」


今までのテストの点数を見せた。


「ん?75点が4枚!?あ、でも英語が50点、、、でもすごいわね!」

「そこじゃなくて!350点取ったじゃん!」

「……はぁ、ゲームでしょ。いいわよ買ってあげる」


「っ…!!やったぁぁぁぁ!!」


__________________________________________________


「見てみてすいちゃん!ホロクエ!やっと買ってもらったんだぁ!!」

「あぁwやっとか」

「なんだおその言い方!」

「すいちゃんなんてもうクリアしちゃったもんね〜」

「なッ!ずるいずるい!」

「まぁ、苦戦したよボス戦は。まさかボスがお父さんだったなんてw」

「……え?」


え?まって。これってネタバレだよね?

ここまで頑張って手に入れたゲームをすぐにネタバレされた…

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「ん?みこち大丈夫?」

「…大丈夫だよ」

「そっか!このゲームってオンラインで対戦できるから一緒にやらない?」

「…わがった」


みこ達は放課後ゲームをした。けど勝てなかった。始めたばかりだったから。

ネタバレされた挙句、悔しい気持ちでいっぱいだ。


「ねぇ、すいちゃん。明日もやらない?」

「え?いいけど勝っちゃうよ?w」

「……明日はみこがすいちゃんを倒すよ」


____________________________________________________


ついにその日がやってきた。


「本当にいいの?手加減しようか?w」

「…いいよ。早くやろう」

「本当?だって武器雑魚じゃん」

「……はやく」


確かにみこは大層な武器を持っていなかった。

だから手元にあったひのきの棒で戦ったんだ……そしたらあっさり倒しちゃった。

やっぱり大事なのは武器じゃなくて作戦だ。

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コメント

39

ユーザー

意味エロに変換しちゃったぁ、汚れたものだ。

ユーザー

どうゆう事?

ユーザー

あー....俺は心が汚れているわ....(一瞬で全てを理解した)

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