わー上手く書けなくてこまってるストレス溜め込み人です。陸海家のTRPG最高!もう録音一生保存したくなります。いつかそれで物語書くのもありですね。ですがこの作品はメイドなんです。そういうことでスタート。
敵国の敵襲には、私と葵がすぐに向かった。いつもみたいに敵を倒した数で競う、筈だった。
「あぐっ!」
「葵!大丈夫!?」
「大丈夫だから天さんははやく爆弾投げて!」
「あいつら固すぎ,,,!効いてんのこれ!?」
「わかんないけど投げるしかないだろ!」
敵は葵の苦手な遠距離タイプ。さらに防御特化で、私特製の爆弾でも効いてる様子がない。でもやるしかない。艿兎ねぇの国を守るんだ
使われておらず、古びている高台から見下ろす。大体天羽様達と敵の間は1km前後といったところだろうか。天羽様や葵様の攻撃は効いていないようだが、それも頷ける。お二方が見えないような死角に機械が取り付けられている。あいつらは機械で人外並の力を手に入れたようだ。
「,,,普通に考えると絶望でしょうけど,,,こちら的には好都合ですね」
トランシーバー。これを使えば最後、あの敵達は全員跡形もなく倒されるだろう。しかし、それに天羽様達も巻き込まれるかもしれない。,,,が、悩んでいる時間などない。すぐにトランシーバーを使う。
「ディール。目的、敵の殲滅」
『こちらのメリット』
すぐにそういった冷めた声で返ってくる。
「敵は機械で人外並の力を入手。繰り返す。人外並の力を入手。殲滅出来れば敵をそちらに渡しても構わない。」
ここで引いてはいけない。いつもは使わないタメ口で強気にいく。
『,,,イッツアディール。場所、条件』
「陸海国西城門前。陸海国に手をださない。取り引きの事を伝えない」
『オーケー。ゼロゼロが向かう』
トランシーバーの連絡はここで切れた。彼なら安心だろう。一応もう少しここで見ておこうかな。
「葵!平気!?」
「まだ大丈夫!」
今私達が倒した敵は3体。正直特別施設の壁でも切っているような気分だった。残りは数えきれないほどいる。これはなんとかならないかもしれない
「天さん!前!」
葵がそう言った瞬間。すぐ目の前に、砲弾が飛んできた。もう、ダメだ
カァンと甲高い音が一瞬聞こえ、砲弾が若干軌道をそ れた。
「わっ!」
軌道をそれてくれたお陰で、爆風で飛ばされるだけで済んだ。カァンとなる甲高い音。あれは多分銃弾が爆弾に当たった音だろう。だとしても一体、どこの誰が?なんのために?そんなことはどうでもいい。今はとにかく敵を倒すことが先だ。
「終わったぁ,,,」
「なんか、途中であいつら脆くなったな」
「なんでだろ」
「しらん」
どうやら彼は上手くやったようだ。得意武器ではない銃を使い、敵の攻撃の軌道をそらせ、機械を壊し、最終的に二人に気付かれないよう3体持ち帰った時は流石に引いてしまった。相変わらずの技量だ。
さて、ここらでさっさと帰って避難所近くにいないと怪しまれてしまう。帰ろう。そして何食わぬ顔でいよう。