この作品はいかがでしたか?
4,029
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現時点で1話の❤️が2000以上…
スゥーッ…え?良いんですか…あんな、駄作に、?
本当に嬉しいです!おねだりしたのは500なのに?!
有難う御座います…続きですっ!
「只今帰りました…」
「漸く戻ったか太宰、ちゃんとやったのか?」
「やったよ!飼い主の女性に返したら、相当嬉しかったみたいで抱き付いてきたよ、」
「おお…大胆な依頼主ですね」
「あの人は頼んだら一緒に心中してくれそうだなぁ」
「だったら何で1人で川に…?」
「嗚呼、暇だったからさ、
唯流れてただけ」
「そうですか…」
気付けば外はもう薄暗くなっている、黄昏時だ。
そろそろ定時の時間ではあるのだが、国木田君は一向に帰ろうとはしない。
「ねえ国木田君」
「何だ」
「何でいつも定時過ぎても帰らないのさ、」
「少しでも多くやっておけば、余裕が出来るし、悪い事は無いだろう」
「やり過ぎは体に毒だよー?」
「あのな…俺が今捌いてる此れは太宰のものだぞ?」
「ありゃ、」
「ありゃ、じゃ無いですよ太宰さん、ちゃんとやって下さい!」
「ええ〜やだ、」
「やってけ!」
国木田君に無理矢理引っ張られた。
「…ちえっ、分かったよ」
国木田君がやっていたのも含め、そんなに多くは無かった。
1時間後。
「終わった、」
「漸くか、」
「帰る!」
「お疲れ様でした!」
もう外は暗くなっている。
外に出ると、少し冷えた風が頬にぶつかってきた。
「時間はあるし、少し遠回りして帰ろ」
私は人混みが好きでは無いから、人気の少ない道を通る事にした。
「何か、久し振りに見た光景かも知れないね、」
遠くから車の走る音、人々の雑踏、ビルの灯りが漏れる。
今歩いているのは、等間隔に並んだ街灯の光だけが頼りの狭い路地。
人通りも殆ど無い。
(マフィア時代、こんな路地で人を殺してたな…)
少し懐かしい気持ちになった。でも戻りたいなんて死んでも思わないだろう。
(あの織田作の言葉、)
『人を救う側になれ』。
この言葉通りに今探偵社にいる。
(抜けてから森さんとか中也、如何思っただろうね、)
(心配したのかな、其れ共諦めて呉れたかな、)
そう思って歩いていた、
其の次の瞬間。
「っ?!」
視界が真っ黒になった。
更に次には口を塞がれた、
「ん”っ、!」
「喋るな、」
(誰だ、誰の声だ、)
聞き覚えは無い。
「首領からの命令だ、大人しくしろ」
「ッ…、」
意識が遠退く。
(眠剤を仕込んだな…っ、)
意識が絶たれる直前に、ある違和感を感じた。
(…『首領』、?)
其処で私の意識は途切れた。
___翌日、朝8時。
「おはようございます…ん、あれ」
「おはよう敦、」
「国木田さん、太宰さんは?」
「未だ来ていない、まあ大体想像はつくだろう」
「確かに…でもこの時間帯なら、居ると思ったんですが、」
「其れもあるな、」
「まあ、気長に待ちましょう」
「そうだな」
国木田と敦、他のメンバーは太宰が来ないのは
どうせ自殺にでも勤しんでいるのだろうと思っている。
「…」
唯一人を除いて。
(おかしい…変な胸騒ぎがする、)
乱歩だけが、青ざめた表情をしていた。
お帰り!
えと、では❤️はまた500でお願いしますっ!
皆んな、こんな私の作品を見つけてくれて、更に読んでくれて!
本当に有難う!
コメント
9件
本当にうますぎ!!続き見たくなるような終わり方にするの凄いしひどいよ!此方の身にもなっt(((ごめんなさい 続き楽しみにしてます!(*^▽^*)
通知来たので飛んで来ました!神作すぎて✨続き待ってます!
本当に皆んな大好き。ガチで嬉しいのだが、