注意事項
・1話参照
なんでも許せる方だけお進みください
______________
何日経ったのだろうか。
こちらの世界では、仲間に話しかけても反応は薄く、無視されることもあった。短く、関心のない返事しか返ってこない。
rb「っ、…?」
そんなことを考えていると、また視界が暗くなる。
なぜか、暗くなることが安心に感じられた。理由はわからない。ただ、少しだけ楽になれる気がした。
✱
気がつくと、視界には見覚えのある白い天井が映っていた。
rb「……色が、ある…」
戻ってきたのか。やっと、元の世界に。
sn「失礼するよ〜…」
カーテンを開けて入ってきたのはsnだった。
元の世界に戻れたことが嬉しくて、rbは気づいていなかったが、今、自分は医務室のベッドの上にいた。
sn「あれ、起きてるじゃん。おはよ」
rb「…おはようさん」
sn「急に倒れたって聞いて、本当にびっくりしたんだからね〜?」
snの話によると、shoと話している最中、急に顔色が悪くなり、そのまま倒れたらしい。
(…あれは夢…?にしては、妙にリアルだったな…
sn「見た感じ寝不足だったから、ちゃんと寝てね」
rb「…あーい」
rbは軽く返事をしながらも、夢と現実の境目がまだぼやけている感覚を覚えていた。
体はベッドに横たわっているのに、頭の中はあの暗い世界の感覚でいっぱいだった。
snはベッドのそばに座り、少し心配そうにrbを見つめる。
sn「でも、ほんと無理しすぎだよ。運ばれてきた時の顔、見てるこっちが怖くなったもん」
rb「…すまん、心配かけて」
しばらく沈黙が続く。rbは天井を見上げながら、自分の中に残るあの世界の影を感じた。
(また、あっちの世界に行ってまうことはあるのか…?
snはその沈黙を破るように、少しふざけた口調で言った。
sn「まぁ、とりあえず今日は何もせずにゆっくり休もう。あとでみんなにも会えるしさ」
rb「そーやな、笑。ゆっくりさせてもらうわ」
rbは軽く頷き、目を閉じる。安心感と不安が混じった複雑な気持ちのまま、しばらく眠りに落ちていった。
✱
rb「さっきの反応……俺、大丈夫やったんかな…」
自分がいない間、仲間に迷惑をかけてなかったか。
冷たい言い方をしてしまってなかったか。
考えれば考えるほど胸がざわつく。
rb「はぁ~ッ…」
色はあるのに、あたたかいのに、まだ、“あちらの世界”のように感じる。
普段はあんなにあたたかい仲間たちが、あれほど冷たく見えるなんて、
何度経験しても、きっと慣れることはないだろう。
______________
NEXT→♡500💬2
コメント
11件
なるほど?それであれになったと…やべぇ…面白い。沼りすぎるかもしれへん。今沼り度 100中99や、今120になりかけてる。すげぇ…投稿頻度も神ってる。すげぇ…めっちゃすげぇ ぽて神様は神ということ 信仰を捧げるのだ
最初黒かったのに安心感があったのは総統の色だからか…?🤔 なんでこんな神ってるのかけるんだ😭😭 ふつーに尊敬なんですけど!!!!!! 毎日投稿だよ、!!!! 私にはそんなのできねぇや、w ほんとにすごいねぇって言いながらぽてちの事撫で回したい 首外れるぐらいに