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第6話!
「はくしょんっ、んん、やっぱ花粉飛んでるよね、、」
春特有のポカポカ陽気に包まれて寄付していただいた野菜を洗う。
立派な大根だなぁ。
今日は、、
鶏肉あるし、唐揚げと、大根の味噌汁にしようかなぁ。
「ただい、、こんにちは、」
「あらー!滉斗くんおかえり!おばあちゃん早寝さんだねぇ。」
「ちょっと咳が酷くて、、早く寝させた。」
ちょっと最近お祖母様の体調が宜しくないみたい。
早く良くなってくれるといいんだけど。
「えぇ、また端っこ座るの?真ん中空いてるのに。」
「、、、、」
滉斗くんはいつだって端っこに座る。
端っこの方が落ち着くのかな?
なんかちょっとわかる気がする。
端っこってなんかあったかい気がして、ついつい僕も端っこいっちゃうなぁ。
「今日は、唐揚げねー。唐揚げ好き?」
首を大きく縦に振る。
寡黙で感情をあまり表に出さない子だけど、こういうところはちゃーんと子どもなんだよなぁ。
醤油とニンニクと生姜であじつけ。
隠し味にマヨネーズを入れるのが藤澤流。
きつね色にカラッと上がったら完成。
「はい、どうぞ召し上がれ。」
「いただきます。」
滉斗くん、お腹空いてたのかな。
凄い勢いで食べてる。
「ちょっ、そんな急いで食べなくても唐揚げは足生えて逃げてかないよぅ。」
「ほなかふいてたからぁ」
「そっかそっか、じゃあしゃーなしか。」
もきゅもきゅいっててかわいいなぁ。
ハムスターみたいだ。
「りょーうちゃーん!」
お、ガキ大将のお出ましだ。
「 今日は何ー?唐揚げの匂いするー!」
やっぱりこの子、鼻がいいんだよなぁ。
「大正解!今日は唐揚げでーす!」
「よっしゃ!あ!滉斗も来てんじゃん!」
「え、あ、うん、」
「もっと真ん中で食べようぜ!ほらほら!」
強引だな、、笑
まあでも、嫌がってる感じはしないし。
2人が仲良しになれるといいんだけど。
「はいどうぞ、元貴くんも召し上がれ。」
「いただきまーす!」
この子も美味しそうに食べるんだよなぁ。
作る側としては、美味しそうに食べる子には、たくさん食べさせたくなる。
「ねえ、おかわり競争しようよ」
「え、」
「僕1回目始めちゃうからね。りょうちゃん!おかわり!」
「お、おれも、」
なんかよくわからない競争始めた、、、
いいことだ!いっぱいお食べ!
「あいよー!はい、どうぞ!」
「おかわりー!」
「はやいな、はい、どうぞ!」
「お前、もう食べないの?」
いつもに増して元気いっぱいだな元貴くん。
それと対照的に滉斗くんはあんま元気ないかも。
「いや、俺お腹いっぱいだし、」
あれ、この感じ、まだお腹いっぱいじゃないよな、、
きっと、遠慮してるんだな〜。
「いいよいいよ!滉斗くんが食べたいだけ食べていいよ!2人が最後のお客さんだし!」
「じゃあ、もう少しだけいいですか、?」
「もちろん!はい!どうぞ!」
続きます!
バイバイ👋
コメント
2件
性格が逆転?している感じ面白いですね!続きも楽しみにしています!!