冬原先生はキスしやすい身長になりたい!!
「キスのしやすい身長?」
「そーなんです!こんな本見つけて!」
「それに書いてあったのがキスのしやすい身長ってのがあったんですよ!」
「へ〜」
「ちなみに相澤先生のキスしやすい身長は171cmみたいですよ!」
「え…ウチ、11cm足りん…」ガーン
「そ、そんな絶望せんでも大丈夫やと思いますよ!」「そうですわ!」
「いや、ウチ身長伸ばすわ!!!!」
「…が、頑張りましょう!」
(先生とキスしたいのかな…)
「あ、でももう30だし身長伸びん…」ガーン
「…あ!じゃあヒール履けばいいんじゃない?」
「確かに!11cmのヒール履けばいいじゃん!」
「そっか確かに…じゃあ明日一緒に買いに行かん?」
「いいですとも!!」「もちろんよ」「任せて先生!」
次の日買い物中
「校内で履いても違和感ないのがいいよね」
「じゃあ先生のヒロスに合わせた色にすればいいんじゃないかしら?」
「確かに…じゃあ白?」
「後は、踵だけで11cmとったら絶対キツイから厚底で5cm、踵をプラス6cmでいいんじゃない?」
「それだと楽やね」
「でもウチ履き慣れとらんのよな…」
「練習すれば行けますよ!」
「まぁ、慣れるように頑張るわ!!」
「頑張ってください!」「先生なら行けますよ!」「相澤先生とキスするためならいけるっしょ」
「ちょ、耳郎さん!?」
「すんませんw」
「///」
学校の日
「これ、違和感すごいな…目線が全然違う…あ!相澤おはよ!」
「あぁ、おは、どうした?」
「なにが?」
「いや、いつもより目線が近い」
「ヒール履いてるからね」
「?、なんで急に」
「えっと…ちょっと色々あってね」
「?、なんだ?」
「あぁ〜用事思い出した〜先行っとくね!!」タッタッタッ
「棒読みすぎだろ」
(何を隠しているんだ?)
(さすがにキスしたいからとか言えんわ…)
「やっと昼休み…」
(正直足が痛い…)
「なぁ」
「!?、な、なに?」
「…昼飯一緒に食わないか?」
「え、いいの?ウチ食堂やし周りに勘づかれるかも…」
「お前がいいなら大丈夫だ」
(ヒールについても聞きたいしな)
「!?、、じゃあ一緒に食べに行こう🎶」
(めっちゃ珍しいしめっちゃ嬉しい)
「珍しいな相澤〜」「恋は人を変えるのね」ニヤニヤ
「うっさいですよ」
「どこで食べようか…」
「あ!先生〜どうしたんですか?」
「いや〜場所があいとらんくてね」
「相澤先生が食堂でご飯!?」「珍しい」「何だ?個性事故か?」「もしかして相澤先生じゃない?」「明日は大雪だな」
「おい、失礼だぞ 俺だってたまには食べる」
「めっちゃ言われるやんw」
「じゃあ先生ここが空いているわ」
「おぉ、ありがとう蛙水さん」「ありがとな」
「えぇ ちょうど女子6人で食べていたところなの」「8人席だから2席ちょうど余ってるしね!」「相澤先生が食堂なんて珍しいし!」
「なんか…視線が」
「しょうがない、相澤がいるのにみんな驚いとるんよ」
「まぁ、無理もないか」
「でさ、なんで急に食堂でたべようと思ったん?」
「あぁ、聞きたいことがあってな」
「聞きたいこと?」
「ヒールについてなんだが、妙に気になってな 」
(相澤先生やっぱ急に身長伸びたら気になるよね…)(冬原先生は理由言ってないのね)
「あぇ…と、特に意味はないよ?」
「何か隠してるだろ」
「え、いやいや///」
「何だ?顔が赤いぞ」
「や、その…///」
「先生その辺にしとってあげて!」「冬原先生のHPはもう0よ!」
「お前ら理由知ってんのか?」
「あ…」
「よし冬原、今自分で言うか生徒に言ってもらうかどっちがいいか決めろ」
「え」
(嘘やん…自分で言うのも嫌やけど生徒に言ってもらうのはもっといやや…)
「わ、かった…じゃあ教室で言うから…ここだとちょっと…」
「?、わかった じゃあとりあえず食器片付けるか」
「う、うん…」
話を聞いてたA組(ちなみに女子から冬原のヒールについては聞いてる)
「面白そうだしついて行こうぜ」「冬原先生が伝えたら相澤先生どういう反応すんだろ」「先生たちのイチャイチャ?見ねば!!!」「落ち着いて芦戸」
A組にて
ガラガラ
「な、なんで皆いんの!?」
「いや〜ちょっと面白そうだったんで」
「何だ?もう女子は知っているんだろう?じゃあ教室でもいいはずだ」
「や、、その まぁうん」
「別にそこまで気にはならんがお前の態度が気になる なぜ頑なに言わないんだ」
「ゃ、だってこんな黒板の前、皆の前で恥ずかしぃ///」
「?、何が?理由は何なんだ?」
「消太の」
「俺の?」
「キスしやすい身長を調べてさ、171cmだったからその身長になりたくて…///」
「!?」
「だから…その、///」カァァァ
「はぁぁ…そんな事気にしなくていい…キスしやすい身長なんて関係ないね しかも足無理してんだろ?」
「!、気づいて…」
「そりゃ気づくよ…見てんだから」
「…」
「まぁ、そんぐらいキスをして欲しかったと つまりそういうことだな」
「や、その、///」カァァァ
「言ってくれりゃ何時でもしてやるさ」ニヤニヤチュッ♡
「!?…な、///」
「おぉ!!!先生カッケー!」「キスだ!!!」「やべぇ」「教室で…」「良かったわね冬原先生ケロケロ」「やー、これ見るの恥ずいね」
「不意打ちはいかんやろぉ///」ヘナヘナ
「あぁ、先生腰抜かしとる」
「ふはっwお前が煽ったんだ覚悟しとけ」
「は、、はひ」
fin.
コメント
2件
初コメ失礼します。天才ですか!!この作品好きです。