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🌸🦈 ⁇📢
皆んなには一生大切にしたい人っているかな?俺にはいる。たとえ結び目が切れても、繋ぎ止めるのに必死なるくらい大切な人が_
雨 : ねぇ 蘭くん ! ゲームしようよ !
蘭 : 雨が言うなら!仕方ないな〜 !
ゲームしよっか!
雨 : わぁい ! やったぁ ! 蘭くん 大好き !! (にひ
俺の愛人が言う。この人が俺が一生守りたい人。
俺はこの濁りけの無い純粋な笑顔が大好きだ。この笑顔のためなら俺は雨の言うことをなんでも聞いちゃうんだろうな。
蘭 : “大好き”じゃなくて“愛してる”でしょ?
雨 : あぇ … ん …… 愛してる … ///
ちょっと照れくさそうに愛の言葉を口に出す彼。その姿が愛しくて堪らなくてまた俺の心を満たしてくれる。
魔 : …………
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俺にとって愛人は心の支えであった。彼からお願いをされる、彼が笑顔になる。それは、他の物では代えにならないほどの中毒性があった。
雨 : 蘭くん ! 雨、あれ食べたい!!
蘭 : チュロス ? いいよ!じゃあ買ってくるよ。
雨 : わぁーい! 蘭くんと半分こする ー!
かわいい。
雨 : ねえ 蘭くん ……? //
蘭 : なに ? 雨 ?
雨 : あのさ …、その 、 ///
頬を赤らめながら言葉を詰まらせている。街灯以外頼りになる光がない時間帯、彼が言いたいことは容易に想像できる。
でも いじわるしたい 。 もっと たじろぐ姿を目におさめたい。
雨 : わかるでしょ … !! ///
蘭 : え 〜 ん 、 わかんない! どうしたの? 雨 ?
雨 : せっかく付き合った ならさ 、 そーいうこと 、 しよ …? ///
俺から離れてほしくない。
雨 : 蘭く ッ ん ッ //♡ や め ぇ ッ ッ /// ♡♡ ( 蕩け ( 吹出
もっといじめたい
蘭 : 雨が やろう って 言ってきたんでしょ ッ // ( 奥突
雨 : お ゛ ぅ ゛ ッ /// ♡♡ きも ち ぃ ッ /// ♡♡ ( 吹出
蘭 : 雨… ♡♡ 大好き ///♡ ( 腰 抑 ( 激 奥突
雨 : 蘭 く ッ ♡/// 雨 ッ 、 壊れり ゅ ッ ♡ あ ぅ ッ ♡///
俺の大好きは届いてなかったみたい。
俺が雨の中にいる。これ以上に幸せを感じることはないと思う。
そうしてまた。繋がった糸を辿ってく。
魔 ………
ある日
魔 : おい 、蘭 。
蘭 : ん … 俺 ?なに ?
あたりを見渡しても俺の愛人がいない。そーいえばまだ隣で寝てたっけ。
魔 : お前さ、流石に目ぇ覚ませよ。
蘭 : ???どうしたの 魔 ? 変だよ、今日
魔 : ……雨はやめとけ 。
急な批判に、一瞬頭が考えることをやめた。俺の愛人への槍は俺にだって刺さる。人は急に刺されたら困惑し憤怒するのだろう。それは俺にも当てはまることだった。
蘭 : ……………は?何言ってんの?
魔 : お前覚えてないのか !
蘭 : 魔 … お前変だよ。ほんと。
魔 : お前 ッ !痛い目見るぞあほピンク!!
確かに、魔の言ってることは正しい。俺は恋愛において痛い目を見てきた。一回目は面白くないからと振られ、二回目は裏で浮気され破滅。三回目は欲しいものを全部買ってあげてるうちにカモ化。ろくな恋愛をしてきてない。だけど雨は違う。俺だけを見てくれるし、かわいいし、俺のことも気遣ってくれる。雨を悪く言わないでくれ。魔であろうと今回ばかりは許せない。
蘭 : 雨は他の人と違うの!!!分かたないくせに口出ししてくんな!!魔なんて大っ嫌い、、!
魔 : ッ ……
( トス トス
寝室からリビングを繋ぐ階段が軋む。きっと天使が起きてきたのだろう。
( ガラ ガラ
俺だけがその天使に目を向ける。いや俺だけがいい。
雨 : おはよ ぅ … 、 おなか すいた ぁ ……
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続く