【日帝×ロシア帝国(腐)】
神カプを提供してくださった神様:光希 さん
◤◢◤◢◤⚠️attention⚠️◢◤◢◤◢
・露帝が猫化します
・日帝攻め/露帝受けなので地雷の方はご自衛お願いします
・深夜テンションで書いたやつなので、語彙力という概念はトイレの水に流しました。
日帝の私室は深い夜の静けさに包まれていた。
古い木枠の障子から庭の松の影を映した月光が淡く差し込み、畳に柔らかな光の筋を刻む。
部屋の中央では、黒塗りの火鉢が小さくパチパチと音を立て、赤く揺れる炭がほのかな暖かさを空気に溶かしていた。
青々とした畳の香りが漂う中、敷かれた座布団の上にちょこんと座るのは、雪のように白くふわふわな毛並みの猫…
…そう、ロシア帝国だった。
この猫露帝を拾ったイタリア王国によると、道端には古びたウォッカ瓶が転がっていたらしい。
空っぽの瓶を片手に「IOは猫アレルギーだから!」と嘘をついて世話を押し付けてきたイタ王には、正直腹が立つ。
確かに私自身も半分猫のようなものだし、猫同士世話しやすいとでも思ったのだろうか…。
日帝は散々思考を巡らせた末、「明日会ったら詳細を問い詰めて何か奢らせよう」と心に決めつつ、とりあえず今は目の前の露帝に頭を悩ませることにした。
日帝が低い声で呟いた。
「…‥‥はぁ、…ったく、貴様がこんな姿になるとはな。一体何をしでかしたんだ、露帝。」
黒い軍服の裾を軽く払い、ゆっくりしゃがんで手を伸ばす。
鋭く見据える目とは裏腹に手つきは驚くほど優しく、壊れ物を扱うようだ。
ロシア帝国の本来の高身長な体格ゆえか、猫となった現在もなかなか大きい。そのため随分重いと感じつつも日帝はそっと抱き上げて膝に乗せた。
視線が絡みそうな距離で一瞬息を吞む。
顔をうずめると、ミルクのような甘い匂いと微かな温もりが伝わる。指先で柔らかい毛並みを撫でると、長い尻尾がゆったり揺れ、化粧道具に使えるほど繊細な白毛がふわりと広がった。
左右で異なる色の瞳を眠そうに細める姿がそれまた愛らしく、心臓を締め付けられるような感覚を覚えた。
喉から漏れるゴロゴロという振動が膝に響き、普段は厳しく冷たい日帝の表情がふっと緩んだ。
猫露帝の温もりが軍服越しに伝わって妙に落ち着かない気持ちが広がる。
「……可愛いな、お前。」
思わず漏れた言葉に、日帝はハッとして慌てて口を押える。普段の彼ならパラオやにゃぽん相手でも滅多に言わない台詞だ。
とっさに「普段は偉そうに見下ろしてくるくせに」と付け加えて誤魔化すが、目の前の無防備な姿に胸の奥が疼いて仕方がない。
すると猫露帝がおもむろに前足を伸ばし、日帝に軽く触れて「ニャッ」と一声。まるで「もっと構え」と誘うような仕草に心臓が飛び跳ねた。
「…貴様、本当に生意気だな。」
日帝は呆れを装いながらも猫露帝をぎゅっと抱きしめ、柔らかい毛に頬を擦り寄せる。それから少し躊躇った後、目を閉じてスンスンと匂いを嗅いだ。いわゆる猫吸いというやつだ。
普段の露帝は、まるで血液が氷でできているかのように冷たく、手で触れればこちらの体温まで奪われそうになる。だが今、この猫と化した露帝は懐炉のように温かい。火鉢の傍で撫でれば、本来の彼もこうなるのだろうか……
そんなことをぼんやり考えながら背中を撫でていると、突然、膝の上で猫の身体が淡く光り始めた。
光は雪解けの水面のようにキラキラと揺れ、部屋に微かな風を巻き起こす。
「っ、何!?」と驚いた日帝が手を緩めると、光がふっと収まった。
そこにいたのは、猫ではなく元の姿に戻ったロシア帝国。
畳の上で足を崩し、困惑した表情を浮かべている。軍服の毛皮が月光に輝き、黒色と氷色で左右異なった色の瞳が戸惑いと共に瞬いた。だがその奥には、どこか安堵のような柔らかさが揺れている。
ロシア軍式のロングコートが肩に重そうに垂れ、火鉢の赤い光に暖かく映える姿に、日帝の視線が吸い寄せられた。
「…日帝?どうして…」
低く落ち着いた声が響き、火鉢の炭の弾ける音と重なる。
ふと、小さく息を吐いてふるりと首を反らす姿には、普段の冷やかで余裕のある態度と全く違う、照れの感情が見え隠れしていた。
そうしながらも日帝の手はまだ露帝の背中に回ったままである。
軍服の袖が軽く擦れる音が静かな室内に響き、その近さに息が詰まった。
日帝「お前…戻ったのか。猫じゃなくなったんだな。」
「……は?私が?」と返す露帝の声には、ささやかな羞恥の紅がさしている。
すると状況を思い出したのか、彼はするりと目を逸らし、障子の影に視線を逃がしてくすくすと浅く笑った。
体勢を整えて畳に膝をつくと、日帝の軍服の襟をつまんで弄びながら指先に微かな震えを宿す。
露帝「まさかお前が私の世話をするなんて‥‥。今日は随分気が利くんだね、日帝?」
感謝の気持ちを一ミリも含んでいない軽い口調に、日帝はすっと目を細める。
日帝「やはり貴様は猫のままの方が良かったかもしれんな。その減らず口も聞かずに済むしな。」
”やっぱりこいつとは馬が合わない”と自分を責めつつも、自身の服の襟に触れる長い指のぎこちない動きに気づき、妙に胸がざわついた。
日帝「なぁ、そもそもなんでお前、猫になったんだ?突然…」
「あー…私にもよく分からないんだけど…」と露帝は肩をすくめる。
露帝「イタ王が拾えって言うから、道端に落ちてたウォッカ瓶を飲んだら、急にこうなったんだ。」
日帝「は?」
露帝「…どうしたんだ?」
軽く首を傾けなが長い睫毛を伏せるロシア帝国の仕草は、大人びた風貌に反し、どことなく幼さを感じさせるものだった。それとともに”私が世話してやらなければ”という謎の母性本能的な何かをくすぐられてしまう。
…いつも物理的にも内面的にも上から目線な此奴だが、年齢という物差しで見れば私にとっては童子同然なのだ。
日帝「この阿呆が…」
そう呆れを口にしながらも日帝は口元が緩むのを隠せない。
そして、淡い月光が差し込む障子に目をやりながら、心の中で穏やかに呟く。
イタリア王国は、明日〆よう。
コメント
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あぁ゛っっ…!!!わかって下さいますか!!?! 共感してくださるのが嬉しすぎて軽く何度も何度も返信読み返しましたぁっ😭!! 支配欲も自尊心も強いヤツが赤子の手をひねるように物理的にも心理的にも更に上位の存在(身内)になすすべなくねじ伏せられちゃうとか屈辱過ぎてド性癖きなんですよぉ😭😭😭!!!しかも相手は亡国で身内ですからね。どうしても約三百年間続いた大国相手には頭も力も雲泥の差がありますし、死及び消滅しようが身内であることに変わりはないので逃れられないし、露さんの場合隔世遺伝しちゃってるので顔も思考回路とかも似てるので考えてることとか筒抜けだし、しかも露さんの場合国際社会でも孤立してますし尚且つ身内の問題で何より彼のプライドが許さないので助けを求めることも外部から介入されることもまず無いっていうもうどう足掻こうが完全に救いがなさすぎるクソゲー、圧倒的力による蹂躙。この殺伐じじまご、もしや最強では🤔🤔🤔???
はぁ?もしかしなくても天才では??? 露帝サマ愛しすぎますって‼️ しかし、かわいい露帝サマもアリですがナチュラルサイコな露帝サマもアリよりのアリだとは思いませんか…、???? (⚠️もし露帝サマ右固定でしたら下は見ないでもらって構いません。) 因みに私は露家をこの上なく愛するものなのですが、 地雷でなければ是非リクしたいです!!!支配欲強すぎて孫を力で無理やりねじ伏せることで支配欲求満たしてる系ナチュラルサイコな露帝(+ソビ)×現国なのに何故か支配されてる側なプライドをバキバキにされて外面では一応従順にしてるけど内心反骨心ありありな露をどうかお願いしたいんですっ!!!露ちゃんに日常的に頬とか手の甲にキスさせたり、定期的に跪かせて足の甲にキスさせることで徹底的に服従させてプライド高い孫が若干顔引きつりながらもなんとか笑みを保ちながら(目の前でニコニコ笑うサイコ露帝様に)自分から服従の意を示すキスを嫌々してるのを見て支配してる悦に浸ってるていうね。あと、自分のものだと見せびらかすようにしょっちゅう連れ回したり他の旧国とか現国の前で促してキスさせて、周りに自分のものだって見せびらかしたりしてほし〜い!!しかも最悪なことに隔世遺伝してお父さんよりお祖父ちゃん似でそっくりなので旧国とかソビに似てる似てるって顔を合わせるたびに顔顰められたりするし、時にはお祖父ちゃんに最近益々似てきたね、とかニコニコ満面な言ってきたりするし、目が同じ色だとかわざわざ自分と似てるとこを一個一個挙げてったりして容赦なくわからせして強制的に受け入れさせる、かわいい孫を力でねじ伏せる系サイコなお祖父様露帝サマってよくないですか…??? めっちゃ長文になりました!!ごめんなさい💦
すげーって思って見てたら最後…wwww 今日も今日とて文才が輝いてらァ……