見つめる?
奈保子…
何…
あやかー!
ビデオのスイッチを切った私
階段を上がってきた。
アホ面の顔をした私の彼氏
「またエロビデオを観てたか?」
「失礼よねいくら何でも勝手に来るなってヒステリックをおこした。
山元綾香
「なぁ…」
口にキスする気だった橋本凌
「何するのよ!」
頬を叩いた
「イテッ…綾香?結婚しょ!」
「しない!お父さん!助けてよ!」
ーおい!凌降りてこい勝手に綾香の部屋に行くなよー
橋本凌はお父さんの妹の子供私と従兄になる。
他人なら私も結婚考えてる…
アホ面に髭を伸ばしてた
「また来る?笑っ」
凌は背は高いが大きい鼻が特徴だった。
お父さんの甥だって紹介されてた。
「櫻子のお墓参りに行くよ!綾香ー凌いい加減しろよお前と綾香は従姉になるだからな」
「伯父?俺は綾香が好きだよ…結婚したい位だから」
祭日の休みにお父さんが話してた。
「橋本に言っておくか…」櫻子が殺されてから弱気になってた橋本淳一凌が少し惜しくなってきた
着替えて降りてきた綾香が
母親に似てきた。
お父さんったら聞いてるの?
「ごめんください…」
「橋本来たか櫻子のお参りに行く気か?」
警察に任せてた犯人がいなくてとんずらしたっていう
人祖書きや、特徴がわからないままだった。
三年前に女房、綾香の母親が行方不明になったまま…
お墓に着く前に花屋に寄った。
かすみ草と水仙と菊の花を買い、
霊園に向かってた。
一台の車がすれ違った。
私は右側の後席に座り、眺めてた
お母さん…
28歳の私の隣の凌が手を握りしめてた。
助手席に橋本淳一、凌の父親
なあ橋本お前もまだ若いだろ?再婚しないのか?…
「凌の世話しないと…」
「30の男だろ?」
「それよりは綾香ちゃんの結婚考えてるのか?…」
「雪湖に聞いてるよ
彼女結婚コンサルタントにいるからさ」
雪湖さん?…彼女に頼んだのか?…
川崎雪湖、早希と櫻子の友人、
ご主人が会社の経営者をしてる。
山元朋哉と橋本淳一が話してたのを聞いてた。凌
「父さん?綾香を嫁に出すのか?…」
綾香の手を握りしめた
痛いよ!
さっきの人の眼が綺麗だった…
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