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病呪お姉ちゃんは柚梨の強烈なハンマーの一撃を喰らって枯れ木にぶつかる
そこで…
プチ…
と、彼女のついていた糸が千切れていった…
あれ…ここは、私は確か
やぁ、病呪久しぶりだね…
その声はっ…死糸っ…!?
そうだ…と言いたいけど時間が無いんだ。
それはどういう…
今僕はぼu…
…はっ
私は目を醒めた…目が覚めると目の前には私の知っている柚梨と違うかったけどこの子は間違いなく柚梨だろう。
「…柚梨?」
私は柚梨なのかはっきりさせたいので半信半疑ながらもそう言った。
「そうだよ、病呪お姉ちゃん」
私の予想は合っていたようだ…それにしても大きくなったものだ…と、考えてる場合じゃない
「柚梨、何故ここに来たんだ…暴走した私は大変だって知っているだろう?」
「知っている…けどっ病呪お姉ちゃんを助けたいから」
彼女の目には涙が溢れる。
「…ふふっ、可愛い奴め」
私は彼女を抱きしめながらそう言った。
そうしていると異常な気配が漂っていた…この気配大体私より少し格上か…?
そう思ってると「お話しの所失礼します〜」と、黒いシルクハットと宝石の飾りをつけた女が来た。
「私はロージュ、貴女を生け取りにしに来ましたぁ〜」
こいつは何をいっている…ハッ思い出した。こいつ、奴らの側近だ…っちもうここまで嗅ぎつけて来たのかよ。
そして、蓬達がこちらに来た。
「なっ、病呪お姉ちゃんが…」
蓬はロージュに向け刀を振ろうとする。
私は「こいつに手を出すな」と、強く言った。
彼女は「流石ですね、今彼女が手を出していたら彼女を殺してましたからねぇ」と、言った。
奴らの側近なだけあって頭のおかしい野郎だ。
「それで、行くという話だったが、無理って答えたら?」私はそう言うと首元に彼女のレイピアを突きつけられ
「無理矢理連れてくに決まってるでしょ〜?痛い思いしたくなかったら来るんだね」
…はぁ、折角柚梨達に助けに来てもらったのに悪いな。
「じゃあさ」
私は一つ提案してみた。
「折角会ったんだ、柚梨達と話してもいいか?用が済んだら帰るからさ」
そう言うと彼女は
「…4分だけですよ」
そう言い待ってくれた。
「終わったぞ」
病呪お姉ちゃんはそう言い、彼女に連れ去られて行った…
私達は彼女に言われた事を思い出した…
「近くの祠から”アビス“へと行け」
これからまた困難に会うだろう…それでも病呪、いや他の皆んなも今頃苦しい思いをしてる筈だ…
だからこそ私は歩まなくてはならない…
だから私は皆んなを連れ新しい冒険へと進む
(第2節へ続く)