「りうらは…?」
「りうらくんなら、今寝ていますよ。音楽室で少し吐いた後…保健室でも結構吐いちゃって…」
「そうだったんですか?!」
「はい。疲れが溜まっていたり、1時間目が音楽で大きな音が苦手だったのかもしれません…」
「教えてくれてありがとうございます!」
「それと、ほとけくんと初兎くんも一緒に早退しますか?」
「はい、そうします。」
シャーッ!(カーテンを開ける)
「りうらくん、お兄さん迎えに来たよ。起きれそう?」
ムクッ
「…ん」
りうらは、上履きを履き、ifのもとへ歩いた。(ifくんが迎えに来たよ)
「…ん〜、いふにい…」
ぎゅ~
ifがりうらをやさしく抱きしめる。
「辛かったなぁ…はよ家帰ろうなぁ…」
ガラッ!
「「りうちゃんっ!!」」
ほとけと初兎が同時に大声で喋ってきた。
「しっ!静かになっ…!」
「「わ、分かった〜」」(小声)
「お気をつけて〜!」
「はい、ありがとうございました〜!さようなら〜!」
ガラッ!
靴に履き替え、門を出た。
「りうら〜!おんぶするで〜?」
「ん〜…」
「初兎、りうらのランドセル持ってくれへん?」
「いいよ〜!」
「んっ!よいしょっ…!っと…」
ifはりうらを、おぶって歩き出した。
「ほとけと初兎は体調、大丈夫か?」
「うん、大丈夫!元気いっぱい!」
「ぼくも〜!」
「なら、良かった…!」
「ifにい、なんでアニキとないにい、いないの?」
「ないこは、生徒会長だし、アニキは今それに付きまとわされてるからかな〜…」
「そーなんだー(棒読み)」
「おいっ!٩(๑`^´๑)۶」
「だって〜、分からないんだもん!」
「だったら聞くな〜!」
「…初兎にい?」
「なんやねん…お、重いのに…!」
「じゃ、半分ずつ持とう!」
「ええやん!ありがと〜!」
「どういたしまして〜!」
ー家の玄関の前ー
「ほとけ、ここ!鍵開けれるか?」
りうらをおんぶしてて、鍵が開けづらい状況。
「うん!分かった〜!」
カチャカチャ…!ガチャッ!
「開いたよ〜!」
「ありがとな〜!」
ボフッ!
ifは、りうらをソファーに下ろした。
「ん…いふにい…きも、ちわるいっ!…」
「?!」
バッ!
ifはとっさに近くにあったゴミ箱を取った。
「ここに吐いてええよ…!!」
「ゔっ!げえぇ…ハッ!おえ”ぇっ…ゔ、ゔえ”ぇっ…!」
サスサス
「まだ吐きそう?」
「…ん、もぅ…だい、じょぶ…」
「そうか…この袋捨ててくるな。」
「…」
ガチャッ!
『ただいま〜!』
次回、♡1000
もしくは時間があれば投稿しようと思います。
最後まで読んでくれてありがとうございました!(人*´∀`)。*゚+
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