テラーノベル
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ゆぴ🖤🤪
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5話のいいね♡の数にビビり散らかしております😳
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お優しい方ばかりで良かったです🥲( ‘ ’ )♡
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〜〜〜〜〜〜〜
設定¦学園パロ
💛···▸後輩
💜···▸先輩
(※)
・ご本人様には一切関係ございません。
・『』←テレビからの音声。
苦手な方はスクロール❌
お好きな方は是非ご覧下さい。
↓↓↓
[6話]
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深澤side
ーー帰り道。
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深澤は暇なのもあり、近くの本屋に寄った。
︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ 適当に棚から本やCDを取り出しては、
すぐにまた戻して、を繰り返した。
すると、たまたま体が当たってしまった棚から一枚のDVDが落ちてきた。
💜(あ、やべ)
深澤はさっとそのDVDを拾い上げる。
それには可愛らしいハムスターのイラストが印刷されていて、「子供用だな」とただ純粋にそう思った。
そして、すぐに棚に戻そうと手を伸ばした。
するとその瞬間───。
💛「何ですか、そのお子ちゃまアニメ」
💜「うわっ…!!?」
突然、隣から岩本が顔を覗かせた。
あまりに予想外な登場で、
深澤は思わず大きな声を上げてしまった。
💜「な、何でお前が……!?」
💛「暇なんで寄っただけです」
自分と同じ理由だったから、特に疑うことも出来ないが、深澤はどこか納得いかないような表情で岩本を睨んだ。
💛「先輩はそれを借りに来たんですか?」
そう言って、深澤の手にあるハムスターのDVDを指さした。
💛「お子ちゃまな先輩にはピッタリですね」
💜「……はぁ、!?違うから!」
岩本の煽り発言を聞いた途端、
深澤の表情が一気に険しくなった。
そして、今手にあるDVDを素早く棚に戻した。
なんでもいい。
とにかく、照に見せつけれるような……。
深澤は適当に手に取った”海外の恋愛映画”のDVDを押し付けるように岩本に見せた。
💜「俺はこれを借りに来たの!!」
💛「なんですかこれ」
💜「……海外の恋愛ドラマだけど?」
深澤は自信満々に唇を尖らせた。
そして、少しだけ胸を張り、
得意げな表情を不器用に浮かべた。
💜「最近こういうのにハマってるんだよね〜」
💜「まぁでも、照にはまだ良さが分からないと思うけどね?」
わざとらしくそう言いながら、岩本の表情をチラチラと窺う。
これでどうだ。
今度こそ言い返せないだろう。
そんな自信が、深澤の顔に分かりやく滲む。
💛「ふーん。口では何とでも言えますよね」
💜「……っ!!」
💜「じゃあ───」
深澤は勢いのまま、一歩前に出る。
その勢いに、岩本は少しだけ目を見開た。
けれど、深澤は止まらない。
そのまま普段より一段階大きい声量で───
💜「今から俺ん家こいよ…!」
💜「本当に見るって証明してやるから!!」
💛「……」
ーーこうして、岩本を家に招き入れる事になってしまった。
────────────
────────
静かな部屋。
机にはジュースやお菓子やらで、
ただの女子会みたいになっているが……
二人は一切喋る事なくテレビの画面を凝視。
出来るなら喋りたいが、それが叶わない空気だ。
なぜかというと───。
『おい、こんなとこじゃ駄目だ!キャシー!』
『いいじゃない、誰も来ないわマイケル♡』
そして、外国人男女の濃厚なキスシーンが画面いっぱい映し出される。
💜(し……死ぬほど気まずい)
幸い家に親はいなかったけど、流石に二人きりでこんな洋画見るのも気が引ける。
隣で気まずそうな顔一つ見せない岩本が妙に憎くて、もう岩本の全部せいにしたくなってきた。
💜(もういっそ眠ってしまいたい……)
二人の妖艶な雰囲気が徐々に熱を増していって、深澤はとうとう我慢出来なくなる。
岩本にバレない程度で、小さく視線をテレビの画面から外した。
すると────。
︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ㅤㅤ⠀ ︎︎ ︎︎ ︎︎
💛「先輩なに焦ってるんですか?」
💜「あ、焦ってなんか……!」
💛「お子ちゃまには刺激が強かったですね」
💜「…っそんなんじゃねぇよ!!」
…バンッ、!!
深澤は咄嗟にテーブルを思い切り叩いた。
すると。
その振動で、コップが傾いて中のジュースがテーブルに水溜まりを作った。
その液体は、岩本の服にまで辿り着き濡らしてしまった。
💜「あっ、ごめ……」
深澤は慌てて謝ろうとした時。
テレビからマイケルの声が響いた。
『何するんだいキャシー!』
ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀『びしょ濡れになったじゃないか!』
画面を見ると、言葉通りびしょ濡れになったマイケルが映っていた。
その後ろには、グラスを持ったキャシーの姿が。
ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀『ふふ、わざとよ。邪魔だったから』
ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀『ほら、そのシャツ早く脱いでちょうだい♡』
💜(…キャシー!!?)
💛「近づかないで下さい」
💜「偶然だよ!!」
深澤はこの最悪なタイミングでのシンクロを何とか誤魔化そうとする。
💜「……俺がお前みたいな後輩に手出すと思うか!?」
『うふふっ。私、年下は大好物なのよ…♡』
💜(余計なこと言うなキャシー!!)
💛「警察呼びましょうか?」
💜「だから誤解だって!!」
◇◆◇◆◇
深澤は上がり切った心拍数と気分を落ち着かせる為に、一旦深く息を吸う。
そして、目に入ったテーブルのお菓子。
さり気なさを意識しながら、岩本に差し出した。
💜「……ほ、ほら。お菓子せっかく待ってきたんだから食べろよ」
💛「じゃあお言葉に甘えて」
相変わらず一切焦りを見せない岩本は、
ごく普通の表情でお菓子に手を伸ばす。
すると、またテレビから───
『まんまと罠にかかったわね♡』
『これには睡眠剤が入ってるのよ』
💛「やっぱりいいです」
💜「おいキャシー!!!」
────────────
────────
それからしばらく、
二人は変わらずに映画鑑賞を続けていた。
物語も終盤に近づいてきている。
そんな中、岩本がふと口を開く。
💛「先輩、本当にこれ見たかったんですか?」
僅かに深澤の眉がピクリと跳ねた。
そして。
今更なにを言ってるんだ、とでも言いたげな表情で岩本を見た。
💜「あ、当たり前……!」
💜「これで本当に俺が大人の映画見るって信じただろ?」
💛「それにしては動揺してましたけどね」
💜「動揺なんかしてねぇよ…!!」
誤魔化すようにテレビに視線を戻す深澤。
その画面には、キャシーがマイケルへと距離を詰める光景が見られる。
そこで深澤は、「ふっ」と口元を緩めた。
💜「俺だって」
💜「”好きな子”にこんな風に迫るもんね〜」
💛「………は?」
何気に出た言葉に、岩本の表情が止まった。
そして、気づけば岩本はズイっと顔を寄せ、
圧をかけるような目線を深澤に注いだ。
💜「…え、なんだよ…急に、」
💛「誰ですか?”好きな人”って」
岩本はいつもより低い声で問いかける。
が、深澤はそんな岩本の機嫌が自分のせいで悪くなってるなんて到底気づかない。
💜「はぁ?なんでそんな事聞くんだよ」
💛「良いから早く教えて下さい」
痺れを切らした岩本は、深澤の頬へと手を伸ばす。
そして、グイッと強引につねった。
突然の意地悪に理解が出来ず、
深澤はただその痛みに顔を歪ませる。
💜「いだだだ…っ!?」
💜「痛てぇよ!やめろっ!」
💛「じゃあ好きな人言って」
岩本の手は少しも力を緩ます事ない。
むしろ、逃げようとする深澤を逃がさないようにじーっと返事を待っている。
💜「……っ」
💜「いねぇよ、好きな人なんてっ…!!」
深澤が勢いよく言い切った。
すると、
岩本は素直に手を離した。
それでも納得いかない顔で岩本を睨みつける。
💜「何なんだよお前…!!」
💛「別に、深い理由はありません」
岩本の淡々とした返事を聞いて、深澤は思わず肩をすくめた。
さっきまであんな謎に必死だった癖に…。
💜「お前さぁ…」
💜「なんでそんな意地悪なんだよ……」
ポツリと零れた言葉。
こっちだって、この言葉に意味は無い。
でも、そっぽを向いてた岩本の視線は、
ゆっくり深澤へ移動してきた。
💛「それは、先輩が悪いんじゃないですか」
💜「はぁ…!?」
💜「なんでだよ!意味分かんない!」
💛「……だって───」
岩本が何か言葉を紡ごうとした。
その時だった。
テレビから、突然大きな声が響いた。
『俺は君の事が好きなのに!』
『どうして分かってくれないんだ、キャシー!』
『だって、いつも私に意地悪してくるじゃない』
『それは……君の記憶に残りたいからなんだ!』
💜💛「……」
二人はテレビを凝視して思わず固まる。
さっきまでの二人の言い争いさえも、
今ではどこか遠くに感じる。
深澤は、ゆっくり岩本の方へ視線を向けた。
数秒間の沈黙が落ちる。
すると────
💛「……これは誤解だから」
岩本は、どこか気まずそうに目を逸らした。
その声は、いつもの岩本よりずっと小さい。
そして何より───ほんの少し、頬が赤い。
💜「し、知ってるしっ…!」
自分でも驚くほど、上擦った声が出た。
それに、顔が妙に熱い。
ただ映画のセリフを聞いただけなのに、
どうしても───
目の前の岩本を意識してしまう。
💜(なんでそんな顔するんだよ……)
いつものように、
生意気で、意地悪で、すぐ自分をからかってくる後輩なのに……。
今この瞬間だけは、
その同一人物だとは全く思えなかった。
結局。
深澤が動揺してる一番の理由は、
恋愛映画でも、何でもなく───
今目の前にいる岩本の、
”初めて見る表情”、それだけだった。
つづく。
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コメント
7件
キャシーwww タイミング被り過ぎww
キャシーが有能すぎるw
キャシーwwwwww これは距離が近づきつつあるのでは⁉️ 今後に期待します♪