今日は
いつもより仕事が早く終わり
家に帰ると
キッチンにホソガが居た
ホソガは驚いた顔をして
手に持っていたフルーツを落としそうになっていた
ホソガが
早い足で俺の横を通って
玄関に向かった
🐨「ホソガっ!」
俺が追いかけようとすると
🦄「シャー」
と言ったと同時に
ホソガの姿が一変した
頭に猫のような耳が生え
背後には尻尾が見えた
そして何より
ホソガは鋭い爪を俺に向けた
俺は驚いて
足を止めてしまった
そしてホソガは
ドアの向こうへと消えて行った
俺は
その場に立ち尽くしていた
ソファーに座り
状況を整理する
ホソガのあの姿は何だったんだ?
まさか…
“実験”って…
父がやったのか?…
いろんな考えが
頭の中をグルグルした
周りを見回しても
ホソガの姿はない
いつもキッチンに居たのが
幻のようだ
2人で過ごした時間が
遠い昔のように感じて
俺は1人
寂しさを噛み締めた
仕事に行っても
何をしていても
頭に浮かぶのは
いつも
ホソガの笑顔だった
家に帰ると
ホソガが居る
それが、いつのまにか
当たり前になっていた
俺の中で
ホソガの存在は大きくなっていた
俺に必要になっていた
そう…
ホソガの事が
好きになっていた
だからこそ
あの姿を見た時
ホソガの苦しみを見たようだった
もう普通の人になれない
自分は普通じゃない
誰にも受け入れられない
そう訴えるような表情だった
怒りと悲しみで
頭がいっぱいになった
俺の父に対する
怒りが大きくなった
ホソガは
どれだけ辛いんだろう
どのくらい苦しんでいるんだろう
救ってあげたい
自分の愛する人を
見放したくない
__next⇨♡×100⇧please__
コメント
5件
ホビたァァァァァァァァァァァァァァァん……!!!これは……両片思いなのでは……!?(そうやろ。普通に。この流れからして。)次回も待ってます!!
ああああ!!相思相愛っ!!2人好きになった!やったー\(^_^)/💜 ホソクさん無事でいてくれ……ナムさん父さんの存在分かるんだろ!?早くホソクさんを追いかけてそれが救いだよ😭😭😭😭(なにこいつ めっちゃ最高なんですけど!?!? 次回も楽しみに待ってます!!💗