タワーオブテラー ホテル内部
❡「ねー、エイトフット〜。
暇なんだけど〜? 」
蛸「知るかよ…。 」
林檎「全く、子供だなお前は。」
❡「黙れクソ林檎!」
相変わらず喧嘩をしたり、
雑談したりしているボクら。
ふとカレンダーを見ると、
そろそろNRCのホリデー期間なのに
気がついた。
❡(そういや、そろそろホリデー期間じゃん。
連絡シヨ〜。)
NRC 闇の鏡前
❦「さてと、そろそろ行きますか。
タワーオブテラーまで。」
タワーオブテラー 内部
蛸「そういやホリデー期間だろ?
彼奴来んの?」
❡「連絡したけど、既読無視ダヨ!」
林檎「嫌われたんじゃ無いか?」
❡「は?!」
炎「うるさい…
静かにして。」
❡「えぇ、ハーデス酷い…」
そんな雑談を交わしていると…
ドンドン と、ノックが。
❡「誰か来たみたい…」
蛸「…
(気配から察するに、彼奴だな。)」
❦「ただいまぁー」
ヴィランズ「!」
俺がただいま、と言うと
ドタドタと騒がしい足音が聞こえてきて…
❡「おかえり〜!」
❦「…よっ。」(避)
❡「ゴフッ!」(壁、激突)
蛸「何してんだお前ら。」
❦「エイトフットさん、久しぶり〜!」
真っ先にエイトフットさんの元へ
俺は行く。
❡「なんで避けたの…」
❦「帰ってくる度これだから
嫌だっての…」
蛸「おかえり、帰って来たんだな」
❦「実家でも良かったんだけどねぇ…
兄貴が”帰って来ないの〜?”って
五月蝿いから…」
林檎「執着が過ぎるぞ。」
❡「ヴ…」
そんな兄貴達の会話は置いておいて、
俺は洗面所へ行き、手を洗う。
犬「!
エース!おかえり!」
❦「やぁ、ダル、ただいま。」
犬「へへ!久しぶりだな〜!
元気だったか〜?」
❦「元気だったよ〜、相変わらず。」
俺に抱きついて来たのは、
Mr.ダルメシア。
兄貴の親友で犬だ。
犬「会いたかった〜!」
❦「俺も〜!」
なんて会話をしながら、
洗面所から出て、リビングへ。
蛸「良く帰ってきたな。
実家じゃなくて良かったのか?」
❦「実家飽きた。」
❡「飽きたは酷いヨ?」
角「おかえり、エース。
皆で待ってたよ。」
❦「マルフィさんも、久しぶりで。」
挨拶を交しながら、
ゆっくりお茶を飲む。
❦「あ、そうそう、
差し入れ持ってきた〜。」
林檎「気が利くな、エース。」
❦「流石に何もなしは嫌っしょ?」
鸚鵡「おぉ!
差し入れって健気やな〜!」
❦「流石にねぇ…?
無かったら俺が嫌。」
差し入れは先輩と作ったクッキー。
トレイ先輩と頑張って作った。
角「甘い匂いが。
…?これは?」
❦「差し入れのクッキーですぅ。
先輩と作ったー」
❡「大好き!」
女海賊「うるさい、静かにしろ。」
❦「…俺のことに関しては
バカなんだから。」
そんな会話も、ホリデー期間が終われば
無くなる。
寂しくなってしまうけど、
それでも、楽しいホリデー期間にする。