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ピーピーピー
柚香「…ん…」
誠一「柚香!!!!!」
柚香「…あれ?私…」
誠一「大丈夫か?殺人鬼に刺されて倒れとったんや」
「事件を追っとったら柚香の家につながっとって、扉が開いとったもんで中に入ったらお母さんと柚香が倒れとったんや」
「幸い柚香は軽傷やったから半日で目覚めた」
「でもな…柚香のお母さんは…」
柚香「…わかってます」
「お母さんの手を握った時に…もう冷たくなり始めてましたから…」
誠一「ごめんな…俺がもう少し早く来てたら…」
柚香「すみません少し1人にしてくれませんか?」
誠一「あ、ああ」
まどか「誠一!目覚めたって?どうだった?」
誠一「…柚香自体はもう大丈夫そうや、でも…無理しとる顔やった…」
健三「お母さんが亡くなって平気でいられるはずありませんからね」
誠一「俺になんかできることはないんか…」
まどか「それは誠一にしか分からないと思うよ」
健三「あとは任せましたよ」
誠一「おう」
柚香「…お母さん…」
「はぁ…はぁ…」
「ハッ、ハッ、ハッ(過呼吸)」
誠一「柚香!?」
柚香「カヒュッコヒュ(過呼吸)」
誠一「落ち着け!ゆっくりや…ゆっくり呼吸しや」
柚香「ふっはっふぅーはぁー」
誠一「大丈夫、大丈夫や」
柚香「…」
誠一「今日はもうゆっくり休み」
「じゃあ俺は…」
柚香「いッかなッゴホッゴホッ」
誠一「大丈夫か!?」
柚香「ギュゥ(袖)」
「いかないで…」
誠一「ウッ…(上目遣いはずるい///)」
「ああずっとおるよ」
柚香「スースー」
誠一「なんでこんな頑張ってきた子がこんな目にあわないかんのや…」
「絶対幸せにしたるからな」ナデ
柚香「ん…」
誠一「おはようさん」
柚香「…おはようございます」
誠一「今日もう退院できるみたいやし良かったな」
柚香「…よかったんですかね…」
誠一「今日植物園行く約束やったろ?」
「気分転換でもしようや」
柚香「そう、ですね」
誠一「大丈夫か?疲れたりしたら言ってな!いつも恵美をしょっとるからな!」
柚香「ありがとうございます」
誠一「おっ綺麗やな〜」
柚香「…」
誠一「見せたい花があるんやけど」
柚香「…カモミールですか?」
誠一「ああ」
「花言葉は『あなたを癒す』」
柚香「…」
誠一「あとはこいつや」
柚香「これは…?」
誠一「ブライダルベールや花言葉は『あなたの幸せを願う』や」
柚香「…」
誠一「お母さんは柚香ちゃんが幸せになるのを望んどると思うで」
柚香「!そ、っか…」
「幸せになってもいいんだ…ポロポロ」
誠一「なぁ…一緒に住むか?」
「嫌やったらええんやけど」
柚香「いいんですか?」
誠一「1人は不安やろ」
「俺も…一緒におれて…嬉しいし…///」
柚香「⁄(⁄ ⁄º⁄Δ⁄º⁄ ⁄)⁄カァ」
「私も、一緒に…居たいです」
誠一「荷物、それだけでええんか?」
柚香「はい、たいしたもの持ってませんから」
「普段ジャージしか着ないので」
誠一「じゃあ服は今度買いに行こか」
柚香「え、…要らないです」
誠一「可愛い子には可愛い服が似合うと思うんやけどなぁ?」
柚香「///からかってます!?」
誠一「いや、本音や」
柚香「(⁎×﹏×⁎)プシュー」
誠一「真っ赤になっとるで〜ニヤニヤ」
柚香「早く!行きましょ!」
「お邪魔します」
誠一「いらっしゃい」
「部屋はそこ空いとるで使ってや」
「好きなように過ごしてや」
柚香「…はい…」
「…好きな…ように」
誠一「もう夜遅いし風呂はいってこい」
柚香「はい、ありがとうございます」
「…あったかいな」
「…好きな人の家…」
「⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)⁄ボッッ」
「早く出よう…///」
「上がりました」
誠一「おー……」
柚香「?なにかありましたか?」
誠一「…いや…なんでもない…」
「…あいつ…自分が超無防備だってことわかっとるんやろか」