テラーノベル
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本作品はsxxn様の二次創作になります
ご本人様のとは一切関係ありません
血流表現・病み・鬱・精神病要素を含みます
苦手な方・地雷の方はお控えください
本作品は兄弟パロ・学生パロです
緑
黄の1歳下の弟
黄
緑の1歳上の兄
精神病持ち
「Buwa For You」と検索して前作の「For You」を先に読むことをオススメいたします
緑side:
手のひらに強く強く爪を立てる
俺の持ってきた料理に異物が混入しているがどうのこうの、客からイチャモンを付けられていた
横では店長がぺこぺこと頭を下げている
「ほら、緑くんも下げて」
吐きそうになりながら頭を下げた
世の中の不条理を体験したと同時に、俺にはこんなこと耐えられないと思った
明日にでも退職届を出そうと考えた時、店長と目が合った
目元に刻まれた深い皺、乾燥してがさがさな手の甲
俺はまだまだ自分は高校生でまだまだガキの分際であることを改めて思い知らされた気がした
緑「…すいませんでした、」
テーブルから去る足が不思議なくらい重くて動かない
瞼がぴくりと僅かに痙攣する
さっきより痛む頭を無理矢理抑えながら俺はキッチンへ戻った
緑「ただいま」
乱雑に靴を脱ぎ捨てて籠の中に鍵を放り投げる
黄ちゃんからの返事がないのも気にせず、込み上げる苛立ちを何とか我慢して自室に戻る
制服のネクタイを緩めながら床にカバンを置いて部屋着に着替える
緑「はぁ”…」
夕飯作らないといけないのか
めんどくさい、疲れた、もう寝たい、動きたくない、死にたい
こんこんっ
緑「なに」
扉の隙間から黄ちゃんが控えめに顔を出した
俺の機嫌が悪いのを悟ってか、どこか顔色が悪く表情が硬かった
黄「ぁ、緑くん高校とバイトお疲れ様…」
続けて黄ちゃんはご飯、と口を開いた
俺はじろっと黄ちゃんを鋭く睨み付けた
黄ちゃんは何も悪くないと分かっていたのに、無意識だった
緑「ごめんね…今日は適当に食べといてくれないかな」
顔を引き攣らせて無理に笑う
もう黄ちゃんに構っていられる程の心の余裕は、俺にはなかった
黄「…わかった、ゆっくり休んでね」
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