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こみ上げる期待を胸に、柚彦は降り注ぐ雨の中鼻歌を歌いながら、鈴子の家に歩いていた
ここ数日は天気は荒れ模様で、柚彦のトレーニングが終わる頃には、空は割れ、雷鳴が轟き、強風が吹きつける大雨になった
でも柚彦はこういう雨はどちらかというと好きだった
雨から体をかばいながら、鈴子の家のインターフォンを押した、この雨だからディナーの誘いも出来ない
でも、もしかしたら・・・
彼女が何か美味しいものを作って待ってくれてるかもしれない
彼女と初めてセックスをしてから、二人はこれ以上ない程仲が良く、とても親密になっていた
柚彦は自然に笑顔がこぼれていた、今自分はとても幸せだ
今夜は彼女、にちょっとしたあの体位を試してみようかと言ってみよう、文字通り僕たちは身も心も結ばれた
ああ・・・嬉しくてしかたがない
そんな事を考えていたので、彼女が開けてくれたドアの内側に足を踏み入れた瞬間
柚彦は強く彼女を抱きしめ、唇を奪って、彼女のおかえりの言葉を飲み込んだ