コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
倒れた原因が”鳳凰”の影響では無いかと言う秋夜、そして、その影響を与えている物が学園の教師に「内申が下がる」と言われようが外す事を拒んだピアスなのだと言うが、暁を心配し両親が駆けつける
光来:「暁が倒れたって・・・」
縁:「ガセネタと思いたかったね」
瑠征:「残念ながら事実だよ・・・」
秋夜:「!アンタらが親だったか」
翔:「道理で・・・コイツらのポテンシャルが高いのも頷ける・・・」
暁が起きないまま、話が進んでいた
ー???ー
暁:「・・・何処?」
?:「お主の精神空間とでも言えば良いかの」
暁:「私の精神、空間?と言うか貴女は・・・」
?:「嗚呼、申し遅れたの妾の名は鳳凰、先の主からは神姫と呼ばれておった」
暁:「ほう、おう?何それ、妖怪じゃないの?」
鳳凰:「残念、妖怪ではないでな妾は鳳凰、お主の式神じゃて」
自らを暁の式神だと言う鳳凰、暁の内心は「?????」見事にハテナのみだ式神は先日契約した雅、大蛇のみと思っていたのでパニック状態なのだ
そして自らを妾と呼び、古風な話し方をしている
鳳凰:「さて娘よ、妾はお主が生まれた十五年もの間式神としてお主に宿っておったのだがの、戦闘で妾の力を使わせてしまったせいで倒れさせてしもうて申し訳ないの」
暁:「え、じゃああの吐き気とかふらつきとかって」
鳳凰:「妾のせいじゃな、スマン☆」
悪びれもしないのかこの式神はと口が滑りそうになるのを堪え、何とまあ謝罪の気持ちの籠っていない「スマン」だろうと思った
暁:「なら早く皆に会わせてよ、鳳凰サン」
鳳凰:「お主の身体が起きようとせぬ限りは難しいの~☆」
暁:「・・・ん?待って、さっき十五年間私に宿ってたって言った?」
鳳凰:「うむ、言うたが何か問題かの?」
まるでとぼけるかの様に聞き返してくる鳳凰、そして生まれてからずっと自分の中に居たという言葉に驚きを隠せずにいる暁、更に「式神にこんなに飄々としてる古風な奴が居ていいのか」と不安になっていた、まあ良いのか悪いのかは分からないのでどうしようも無いが
鳳凰:「おやおや、身体の方が目覚めようとしておる、現実世界に戻るが良いぞ妾の事は必要が有れば話すと良い」
暁:「そっか、なら戻るよ色々教えてくれてありがとう鳳凰サン」
鳳凰:「最後に一つ、妾はお主の問いかけに応える事が出来る故、何でも聞いてくれて構わん、妾はお主の味方じゃからの」
「うん、OK二つ言ったね」と言いそうになったが飲み込み、精神空間から暁の意識は無くなり現実世界で目を覚まし、軽く起き上がる
暁:「・・・・・ん」
その場の全員:「あっ」
[おい待て、皆が私をガン見してる理由は心中お察しする、が!何故全員武装済なのかな?可笑しくない?私が体調不良で倒れたから心配してくれたのかなー何て、軽い気持ちで居た私が馬鹿みたいじゃない?全員武装してるとか分かる訳ないよね]
暁:「・・・うん、その武装解いてもらって良いでしょうかね」
翠恋:「良かったわ~」
光来:「なんの前触れも無く起き上がるから警戒しちゃって」
賀樂:「鉄パイプ構えちゃったじゃんよ」
黒月:「マジでな」
そして瑠征に至っては感情が何処かへ散歩にでも行ったのかと思う程に無表情だったし、翔と秋夜は大袈裟すぎねぇ?と言う顔をしていた
ーTo Be Continuedー