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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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 ある日、僕は路地裏で目覚めた時、一人ぼっちだった。僕は、空腹だったから街中に出て食べ物を探すことにした。 外は荒れており、街では呑んべぇが地面に倒れ、ゴミは風で飛ばされている。まるでゴーストタウンのようで半袖の僕には寒かった。

 数分お腹を鳴らしながら歩くと、あるお店が見えてきた。そのお店の玄関には、『居酒屋 CARURA』と書いている看板が壁に打たれており、僕は食べる物があると思いドアを開け中へ入った。

 お店の中にはエプロンをつけた小柄な男性が4人とカウンターの方にはエプロンをつけた大柄でがたいの良いスキンペットの厳つい男性が中に入った僕のことを睨みつけた。カウンターの厳つい男性は僕のところまで怒鳴りながら歩いて来た。

「オィ!ここは餓鬼の来るところじゃぁねぇんだよ!!とっとと帰れ!!」

 と言いながら僕の顔を殴り外に投げ出された。僕はお腹がすいていたのかそれとも殴られた衝撃のせいかは分からないが立つことができずそのままそこに倒れ込むことしか出来なかった。

 (誰か、、、た、、、すけて)

 僕はそう思うくらいしかできなかった途端、僕にひとつの光が射した。

「なぁ、坊や、そこに寝てると風邪をひくか、最低でも死ぬよ。」

 僕は、ゆっくり目を開き、その人の方を見ていた。その人は、25歳くらいの女性で、丸眼鏡をつけ黒のヒートテックと白のダボッとしたズボンを履き、狐色のロングコートを着ていた。

 「おいで。」と僕は女性にそう言われ、もう一度お店の中に入った。

 「お~い。カルラ姉さんが久しぶりにやってきてやったぞぉ~。」

 その女性は自分を「カルラ」と名乗り店員一同は驚いた顔をしており、カウンターの男性は「姉御」と呟いた。

「ひ、、久しぶりにいらっしゃいましたね。」

と男性がそういうとカルラという女性は刹那に僕に目を向けた。女性はカウンターの男性を見て脅えている僕を見て確信をした。あの男が傷をつけたのだと。

「アンタかい?この坊やの頬に痣をつけたのは。」

 というと女性は素早い動きでカウンターのテーブルお飛び越え男を壁と一直線になるようにつかせ額に銃を突きつけた。

「次、また同じことをこの子にしたらどうなるか分かってるよな。」

 お姉さんは、銃の引き金を引き、5cm離れたところを打った。その時の彼女の形相というのはまるで鬼のようだった。

「ほらおいで。」

 女性は僕をカウンター席に座らせてくれた。


僕と探偵の生き死に物語

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