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モブさんと一緒にワンピースの世界を見てみない??

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モブさんと一緒にワンピースの世界を見てみない??

2 - フォクシー海賊団になってたモブくんはチョッパーが心配。

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2022年09月22日

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****************

注意です


書いた人はコミックスの74巻までの知識です。

突然始まって突然終わります。

矛盾、キャラ崩壊の恐れがあります。

危険を感じたらすぐ閉じることをおすすめします。

男主がオヤビンにちょっと辛辣です。ごめんねオヤビン。


大丈夫な方はお進み下さい!


****************







「まいどー…」

今俺が売ったわたあめ2つを持って走り去っていく男をぼーっと見送る。

姿が見えなくなった後ある事に気づいて自分の目元に手をやり、案の定あったソイツを脱ぎ捨て頭を抱えた。


……。

どうして俺がフォクシー海賊団に!!!



話は少し前に遡る。

とはいっても異変に気づいたのはついさっきなのだが。

またまたデービーバックファイトを船長がどこかの海賊に仕掛けたようで、島に上陸し屋台を出していた。俺はわたあめの屋台だった。

そこにお客として来た1人がさっきの男。

「さ」から始まり「ん」に続いて「じ」で終わる戦うコックさんだった。


…??

ワンピース…?



ってな感じで前世?の記憶を思い出した俺は頭が混乱しながらもなんとかわたあめをサンジに渡していた。

身についたアルバイト精神ってすごいね…。

まあそのときサンジはナミさんとロビンちゃんに渡すんだーってメロリン状態だったから俺が挙動不審でも気にしてないだろう!


話を戻そう。

この世界はもしかしなくともワンピースの世界である。

…違うとかないよね?全員コスプレイヤーでめちゃくちゃクオリティ高いイベントだったとかじゃないよね??

うん。違うな。なんかそこら辺で銃声したし。

んで俺はワンピース読んでたのかって話だけど俺はあれである。

そう!に わ か!!!

読んではいた。読んではいたけどガッツリ読み込んでるわけじゃないしぶっちゃけ忘れてるとこも多いと思う。申し訳ねえっす…。

でも今いる時間軸は分かるぞ。

デービーバックファイト!!

空島とウォーターセブンの間のお祭り?ゲーム?の話である!

簡単に言うと人取り合戦。勝者は相手の船から好きな船員を貰うことができる。

つまり、負けたら仲間を取られてしまうのだ。

そしてここからが本題。


俺が!フォクシー海賊団の!!一員であること!!!


なんでだ!!!

思い出す前の俺はオヤビン(船長)のどこに惹かれたんだ??!!

いや…、そうだよな。普通にデービーバックファイトで引き抜かれたんだろうな…。思い出す前の記憶まだ曖昧だからそうだと思おう…。


「…ぃ、おい!」

「…ッわりぃ、らっしゃ…あ?」


1人で考え込んでたら誰かに話しかけられてたらしい。慌てて顔を上げたがそこには誰もいなかった。


「ここだ!ここ!」

「え?…あ」


下から可愛らしい声が聞こえて目線を下げるとチョッパーが目をキラキラさせていた。

そりゃ見えないわけだ。結構低いのな。

…んでなんで目が輝いてるんだこの子。


「その甘いやつ2つくれ!なんていう食べ物なんだ?」


そうだ、さっきのサンジが買ったやつ、ロビンが1口だけ食べてチョッパーに渡してたんだっけ。…もしかしてチョッパーの手配書ここで撮られた…?なわけないか。


「これはわたあめっていうんだ。気に入ってくれたのか?」

「ああ!さっきロビンにもらったんだ。甘くて美味かったぞ!」

「ありがとな」


かわいい。

だから初めに引き抜かれるんだぞ…。って!

そうじゃん!チョッパー1回こっちに来るんだった!ナミとウソップとロビンが頑張ったのにずるばっかしやがってオヤビンめ…。

ごめんなチョッパー。ゾロとサンジが勝ってくれるからな。

心の中で合掌する。


「ほら、わたあめ2つだ。落とすなよ」

「わあ!ありがとな!」


…さて。チョッパーがわたあめ2つ持ってるってことはもう1回戦始まってんのか。気づかなかった…。

ここからじゃレースあまり見えないからなあ。司会の実況と歓声で推理するしかない。…なんだか現地にいるのにラジオ観戦してる気分である。


わああああああああ!!!


しばらく屋台のほうに集中してたら海岸から歓声があがった。

いやなんでコイツらこんなにわたあめ買いにくるんだ。想定外だ。甘党多くない?


『勝者!!!キューティーワゴン号!!!』


司会の声に更に歓声があがる。

どうやら原作通りオヤビンのノロノロビームをくらってしまったようだ。

たしかに初見じゃ避けるの難そうだったよなあれ。ノロマ光子って何だよって感じだし。


…あ。みんなステージ?のほうに戻ってきた。麦わらの一味から誰か選ぶときだな。

騒がしかった会場に沈黙が訪れている。…俺はもうチョッパーって知ってるけど。


「船医!!!トニートニー・チョッパー!!!」

「おれ!!?」


ああー!!チョッパーが連れてかれた…!

いいんだぞチョッパー、そのマスクつけなくても!俺は記憶戻ってすぐ脱ぎ捨てたよ。


「み゛ん゛な゛~~~~~!!!」


ポルチェちゃんはまだ許す。だがお前はダメだオヤビン!!!抱きつくなチョッパーから離れろ!!!

ふと思ったんだけどこの世界みんな声デカイな?!ステージから俺の屋台って距離あるけど問題なく聞こえるぞ!肺活量えぐない??


『男なら…!!!フンドシ締めて勝負を黙って見届けろ!!!』


ほら!ゾロのすげえかっこいいセリフもバッチリ聞こえる!!となりジュージューうるさい焼きそば屋台なのに!!匂いうつるわ配置ミスでは?!!

…ゾロかっこいいな。生で聞いたら震えるわ。にわかだけど胸熱だ…。

今はめっちゃサンジとボールマンで揉めてるけどな。ウソップのツッコミがよく聞こえる。




『ゴール!!ゴール!!!ゴ~~~~~~~~~~~ル!!!』


お互いボロボロだ…。これがグロッキー…。

ゾロとサンジとかちょっと前まで空島いたのにホント身体どうなってんだ。


『麦わらチーム!!!大勝利ーーっ!!!!』


司会がルフィ達に誰が欲しいか尋ね、いっちょ前にドラムロールが流れる。生演奏で。

チョッパーしかありえないのにこっちの船員ちゃんと緊張してんだよなあ。それもオッサンばっかり。


「じゃあチョッ」

「ちょっと待ってルフィ!!」


チョッパーを呼ぶルフィを遮って、ナミが今回はオヤビンを取って3回戦を不戦勝にしそこでチョッパーを取り戻す案を提案する。


『ピ…ピーナッツ戦法だーー!!!』


フォクシー海賊団が大ブーイングをあげる。言ってることはピーナッツだからかわいいはずなのにどこか腹がたってくるブーイングである。ルフィもそう言ってるから相当。

ピーナッツ戦法ってなんなんだ…?


「うるさいってのよあんた達!!!調子に乗ってんじゃないわよ」

「すいませんでした」


しつこいブーイングにナミが一喝し、再び誰が選ばれるかと緊張が戻る。焼きそば屋台がうるさい。めちゃジュージューいってる。


「ねぇ航海士さん。あなたの提案確かにここで決着をつけられるけど、同時にオヤビンが仲間になっちゃうわよ」

「え」

「「あれはいらねえ」」

「!!!?」


俺もそう思う。麦わらの一味の長鼻枠はウソップがいい。


「チョッパー!!!帰って来い!!!」

「うおおお!!!」


チョッパーは無事にルフィ達のもとに戻れたようだ。よかったよかった。

オヤビンと仲間達の友情と信頼の茶番が始まってるけど俺の所に今でもわたあめの行列出来てるってことはまあつまりそういうことだよね。茶番茶番。


『さてそれでは三回戦「コンバット」のル〜〜〜ルを説明するよ~~〜〜〜っ!!』

「よー、当番変わるぜ」

「お、頼む」


ルフィとオヤビンが出るコンバットの説明が始まったぐらいに次の当番が来た。頑張れ割と混むぞここ。

わたあめ屋台から出てふとステージをみるとオヤビン応援ダンスの準備がされていた。ちなみに出店のほうもグッズ販売の準備を始めている。いらねえ。

ステージ上の1人が何か入れ物を持ち上げて首を傾げていた。目をこらすと黒くて真ん中にばってんマークがついているのが見える。

なんだあれ。誰かの忘れも…っ!!

あれチョッパーのリュックでは?!!!なんてもん忘れてるんじゃチョッパーくん!!!

あああわからないからって捨てるなー!!

全速力でステージに上がりリュックを適当にある事ないこと言って手に入れることが出来た。


あぶねぇ、焦ったー…。チョッパーどこだろ。たしか今頃はゾロとサンジの手当てしてたか。

……リュック必要だな?!!

みんな今どこにいるんだ。早く渡さないと。


「あ、なぁ。麦わら達って今どの辺にいるか分かるか?」

「ん?あー、たしかピンバッジの出店の近くのはずだ。お前用あるんだったらついでに麦わらを控え室に連れてってくれ」

「…ありがとう、いってくる」


ちょっと想定外だけど仕方ない。うん。…あれ、俺原作で控え室連れてったアイツだったのか?!!

…ヒゲないから違った。

小走りで出店のほうにむかうと麦わらの一味を見つけた。ゾロとサンジが座っている周りをチョッパーがぐるぐる走りまわっている。


「…ない?!!あれ??!わー?!!おれのリュックー!!」

「おい落ち着けチョッパー」

「あっちに忘れてきたんじゃねえか?」


サンジさんビンゴです!!ステージの上にありました。焦ってそのまま降りてきたのでしょう。


「…なあ、」

「!」

「お前は…」

「あ!わたあめのやつ!ってそれ!!」

「あー…そう、わたあめ屋だ。これステージのとこにあった。お前のだろ?」

「うん!俺のだ!ありがとなー!!」


チョッパーにリュックを渡すとお前いいヤツだなー!と目をキラキラされたのでとりあえず違うぞと否定した。純粋だわこの子…!!


「それと、麦わらは今どこに?」

「ルフィならウソップとあそこの店に行ったぞ」


ゾロが示した店をみるとたしかにフォクシー限定ピンバッジをみているルフィとウソップがいた。フェッフェッと音がでるオヤビンの顔のピンバッジである。


「あれ買うやついたのか…」

「お前らが出した店だろなんでドン引きしてんだ」

「え、あんたもつけんのか?」

「つけねえよ!!!」

「ええ?!!サンジいらないのか?!」

「ボールマンもしたお前なら似合うかもな」

「あ゛あ゛??!いらねえし球はマリモもだろコラ!!!」

「だれがマリモだ!!?」

「ああー!!怪我してんのに喧嘩すんな!!」


一気に賑やかになった。俺は原因じゃない。うん。知らない。後は頼んだナミさん。

とにかくルフィを控え室に案内しよう。ウソップも着いてきてくれるんだったか。…セコンドなんだけど絶対いらないと思う。だって一緒に登場するだけだよ、たしかにカッコイイけど。


「麦わら」

「…ん?なんだ?」

「次あんたとうちの船長の種目だから控え室で準備して欲しい」

「準備?わかった。ウソップ、1個くれ」

「待ってくれルフィ、これ大きさSMLあるぞ!どれにする?」

「ほんとだ!おいお前、どれがいいかな?」

「..いやどれも同じだろ…」


ちょーぜつどうでもいいんだが!俺に意見求めるな俺ならまず買わぬ。マジでなんで作ったんだこれ。…え、これ伏線なの?


「フェッフェ言ってる…」

「やらねーぞ自分で買え!」

「いやいらないわ!…あ、セコンドもいるんだ。誰にする?」

「ん?ああ、じゃおれがやるよ」

「よし、着いてきてくれ」





グダグダがすごいです…。

故に1回切ります!!

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