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【あの後】
出雲「………」
自室の天井だ、そんな事を思っていたら
翠月「起きた、大丈夫?」
翠月が話しかけてきた
幸い翠月に怪我は無かった
出雲「大丈夫、手当てしてくれたの?」
翠月「うん」 出雲「ありがとう」
そんな会話をしていると何処から持ってきたか分からない段ボール箱からハムが出てきた
ハム「起きたか、寝坊助が、まだ起き上がるな」
出雲「え?なんで?」 ハム「とりあえず」
翠月「じゃぁもうすぐ夜ご飯らしいから」
そう言って翠月は退室した
出雲「とりあえずだ、クローゼットの使ってない段にくっそ変なのがあるんだけどこれなんだよ」
ハム「あぁ、資源増幅装置、弾1発あれば弾を補給できる」
出雲「へぇ〜」と感心していると
祖母「出雲〜ご飯できたよ〜」
出雲「はい」
【ご飯中】
祖母「そういえば出雲」
出雲「はい」
祖母「そこの大きなハムスターなんだい?」
祖母の目線の先には人間のご飯を食べるハムスターがいる
ハム「ハムという名前です出雲の補佐をさせていただきます」
祖母はもう一つ質問をする
祖母「出雲が学校のときはどうするんだい?」
ハム「ついていくこともあるけど、ほとんどは家にいますね」
祖母がニヤリと笑う
ハム「??」
祖母「じゃぁ家事を手伝ってもらおうかね」
ハム「あ、お任せください」
そんな会話をしていたら…
[お風呂が沸きました、お風呂が沸きました]
祖母「翠月、先にお風呂に入ってきて」
翠月は退室した
祖母の顔が真剣な表情に変わる
祖母「翠月の話をしようか」
祖母「親戚からの話だと奴隷だったみたいだ、しかも……性的なことをされる、だからあまり口を開かないだろう、あまり人を信用できないらしいから」
出雲「そう……ですか」
少し考えながら出雲は椅子から降りる
出雲「なら、信用を築き上げればいいじゃないですか」
マリー■ントワネットかよ……(?)
祖母「そう…応援してるよ」
【次の日】
出雲(いや、うん、一緒に登校してるけど……)
翠月「…………」
出雲「………」
出雲(喋らない!なんだろ、やっぱこれが信用の差ってやつ?!けど寂しいじゃん!)
出雲は転校前ではムードメーカー的存在だったから静かな雰囲気に慣れていない
だが喋りたい欲をぐっと我慢して
学校まで行ったのだった
【帰り道】
出雲「はぁ………疲れたぁ〜」
翠月「…………」
と独り言をつぶやいてもうすぐ祖母の家と言う所で
出雲「あれ?家の前にクルマが停まってる……しかも自衛隊のじゃん、とりあえず入れないからどいてもらお」
出雲「スミマセーンここの家の者なのですが……」
自衛隊「………………」
任務中なのだろうか、話しかけを無視する
出雲「あの〜……」
自衛隊2「あれ?君たち、ちょっと車に乗ってくれないか?」
出雲「え?うん、え?何故?」
自衛隊2「ここでは喋れないから車に乗って欲しいんだけど」
出雲「いやいや、隊員証とかそんなんがないと信用がね」
隊員証みたいなの見せられた
出雲「スミマセンでした、ついてきます」
自衛隊2「そこのお嬢さんも来てほしい」
翠月「私ですか……?」
自衛隊2「うん」
翠月は数秒考え込んだ
翠月「………分かりました…」
そういう事でついていく事になった
【基地の中】
出雲「この部屋は……」
?「尋問室だ、これより尋問を始める」
?「まずは名を名乗ろう、私の名前は雪水(ゆきみ)だ」 ?→ゆきみ
雪水「まず、あの銃はなんだ?何故通用したのだ?」
いつからいたのか 横から随伴機が喋り始めた
千日紅「召喚式ライフル
『トキノハナ』 5.56(22口径)
呪念に効果あり、 呪念に当たった時
頭部などの急所の場合、 強制成仏
別の部位に当たった場合、 その部位を欠損させる
人に当たった場合、 激痛で行動不能となる」
一瞬困惑した表情を見せたが
すぐに平静を装った
雪水「お、おうじゃぁ次、なんであんな装備あるんだ?家を捜索したが何もなかったぞ?」
足元からハムが喋り始めた
ハム「それは俺が説明する」
雪水「うわっ!ヌートリアが何故ここにいる?」
ハム「俺はハムスターだ、コホンそれはさておき
アレは、召喚式装備、構えると四次元から出現しぶん投げて20秒待つと消えるぞ、これは別世界の出雲が……」
雪水「意味わからんっ!次!」
※ハムは下手したら第四の壁を越えるかも知れない危険生物
雪水「そこのお嬢さん」翠月「私?」
雪水「貴女以外いないでしょう……貴女を連れてきた理由は何故こんな高度な手当てができたのかだ」
翠月「??」
雪水「無数の刀傷と弾丸の取り出しを何故できたのかだ」
翠月「私は……この緑髪で沢山虐められて時には斬りつけられる事もあった」
…翠月の表情が暗くなり始める
翠月「だけど神艦家の人達が色々な本を持っててそこで学んだ…そんな感じです」
雪水「そうか…貴女は帰って構わない、出雲くんは残ってくれ」
出雲(えぇ〜」雪水「心の声が漏れてるぞ」
翠月「さようなら…」
スタスタスタ
【数分後】
?2「はぁ…はぁ…来てたなら言ってくださいよ〜」
ロン毛の男の人?が部屋に来た
出雲「この人は?」
雪水「貴方の司令官よ」
コメント
1件
あおいです🌷読ませていただきました! 翠月さんの過去がほんのり見えてきて胸がぎゅっとなりましたね…「信用を築き上げればいい」って出雲くんが自然に言えるのが素敵だなって。まだ距離のあるふたりの静かな空気も、学校からの帰り道のちょっとした会話の間も、ちゃんと伝わってきます。ハムの可愛い補佐っぷりと、祖母のニヤリがまた絶妙でした🤍続きがとても気になります!
#痛快
#異世界転移
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