ないちゃ〜ん!」
桃「あ、ほとけっちぃ〜♪」
「ねね!今日ね!僕テストで100点とったんだよ!」
桃「おぉ、すごいじゃん!勉強苦手なのに頑張ったね〜。」
僕が小学生の頃からずっと一緒にいてくれたないちゃん。
僕はないちゃんに頭を撫でられるのがとっても好きだった。
こんな幸せな日が毎日続くと良いと思ってた。
でも続かなかった。
ないちゃんは遠くの大学に行くみたいで、もう僕と毎日遊べなくなってしまった。
僕はその時高校生だったから我儘とかは言わなかった。
でも、離れてほしくない。ないちゃんは僕のなのに、とか思った。
ずっと一緒にいてくれて、好きだと言ってくれた、
頭を優しく撫でてくれて、優しく笑いかけてくれる、
そんなないちゃんが僕は大好きだ。
可愛くて、かっこよくて、閉じ込めて僕のものにしたいくらいに。
僕もないちゃんと同じ大学に行くことにした。
ないちゃん覚えてくれてるかな。
たった3年でも、心配でしかたがない。
ないちゃんの笑顔も、その大きくて温かい手も、全部全部、僕のものなんだよ?
水:ないちゃん!僕ないちゃんと同じ大学に入ったよ!
桃:え、ほんと!?
水:うん!勉強も頑張って受かったよ!
桃:えらこじゃん!会えたらよしよししてあげる〜!
水:わ〜い!
「ふふっ、やっぱりないちゃんは可愛いなぁ〜♡」
あぁ、はやくないちゃんに会いたいよ・・・
そう思いながらスマホをいじくりながら廊下を歩いていたら誰かとぶつかってしまった。
「あっ、ごめんなさいっ!」
?「いやいや!こっちもよそ見しちゃってて、ごめんなさい!」
あれ、この声、どっかで・・・
「ない、ちゃん・・・?」
?「えぁっ・・・!」
下に向けていた頭を勢いよく上にあげ、僕を見てぱぁっと笑顔になる僕の大切な人
桃色の髪に綺麗な桃色の瞳。ぴょこっと見える双葉がとても可愛らしい。
ないちゃんは僕を見て勢いよく抱きついてきた。
桃「ほとけっち久しぶりぃ〜!おっきくなったね〜!」
「ないちゃんほどでは無いけどねw」
桃「元気そうでなによりだよ!」
「ないちゃんもね!」
桃「んふ、頑張ったねぇ」
そう言って僕の頭を優しく撫でてくれるないちゃん。
あぁ、ほんとにこの人は・・・
どれだけ僕を堕とせば気が済むんだろう。
すでに君の沼にハマっているのに、まだハマらせる気なの?
水「ないちゃん!僕ね!」
楽しそうに俺に話しかけるほとけっちを見て、変わらないなぁなんて思いながらほとけっちの頭を撫でる。
本当の弟のようにほとけっちと一緒にすごして、とても楽しかった。
俺が遠いとこに行くときも我儘言わずにいってらっしゃいと言ってくれた。
大学は俺と同じ大学に入ってきて、ほんとに可愛いやつ。
青「ないこ〜」
「あ、まろ!」
水「?」
青「そいつ誰?ないこの友達?」
水「そいつって何?てかあんたこそ誰だよ。」
青「あ?んだこいつ」
「ちょ、ちょっと!子供みたいに睨み合ってないでお互い自己紹介して!」
水「・・・ほとけ。稲荷ほとけ。小さい時によく遊んでもらったご近所同士。」
青「はっ、近所なだけかよw」
水「はぁ!?」
「ほとけっち落ち着いて!まろも煽らない!俺はほとけっちのこと弟みたいに思ってるから!」
水「ふん!」
青「チッ」
「ほら、まろも自己紹介して」
青「・・・猫宮いふ・・・・・・ないこの彼氏」
水「は?」
「ちょ、それ言わなくてもいいじゃん!//」
青「いいじゃん、なに?恥ずかしいの?」
「〜ッ///」
青「あは、可愛い」
水「え、ないちゃん、それ本当なの?」
「う、うん・・・俺とまろ、付き合ってる・・・//」
恥ずかしくなって顔を逸らした。
ほとけっちからの返事がない。
ほとけっちは驚いたのか固まってて、何の反応もない。
「ほとけっち〜、ほとけっち〜?」
水「あっ、なに!?」
「いや、大丈夫?ぼーっとしてたけど・・・?」
水「全然大丈夫!元気元気!!」
「そ、っか・・・」
なにか引っかかるけど、気の所為だと思って考えないことにした。
桃「俺とまろ、付き合ってる・・・//」
なんで?
頭が追いつかない。
ないちゃんとこいつが?
ありえないありえないありえないありえないありえないありえない!!!
なんで天使のように可愛いないちゃんが悪魔みたいなこいつと付き合ってんの?
僕でしょ、ないちゃんと付き合うのは。ないちゃんと体を重ねるのは。
こいつの何処が好きなの?もしかして洗脳されてるの?ないちゃんは乗り気じゃない?
でも、顔が赤くなってる。好きっていう証拠だ。
嘘だ。うそだ。ウソだ。うそだっ!!!!
やっぱり止めとけばよかった!あの時我儘を言えばよかった!
僕のないちゃんなのに!他のやつに取られちゃうなんて!
想像するだけで吐き気がする。
こいつとないちゃんがキスをしてるのも、
体を重ねているのも。
ないちゃんのナカにこいつのモノが入るのを、
想像したくないのに、想像しちゃう。
駄目だ。だめだ。ダメなの・・・
僕のないちゃんでしょ?
僕のだよ。
僕のだから、取り返さないと。
こいつからないちゃんを引き離さないと。
なにをしてでもないちゃんを取り返す。
取り返して、僕の物にする。
僕ので気持ちよくさせる。
こいつのことなんて考えられないくらいにしてあげる。
だから、待っててね
ないちゃんは僕のものだもんね?♡
駄作がうまれたんだが・・・?
続きを書くきはないです。書きたい方がいれば書いてくだせぇ、こんな駄作で良ければですが、