テラーノベル
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リクエスト作品です!!
下手かもしれませんっ!!
##ショッピングモールにて
その日は家族9人での久しぶりのお出かけだった。
中学1年の涼太は、
「ちょっと服見てくるだけだから」
そう言って、みんなと別れた。
最初は楽しかった。
鏡の前で服を合わせて、値札を見て、
気づけば時間はあっという間に過ぎていた。
——あれ?
戻ろうとしたとき、
さっきまで見えていた景色が、どこにもなかった。
通路、通路、また通路。
スマホを見ても、場所が分からない。
呼び出し音だけが、やけに冷たく耳に残る。
「……遅いな」
不安が膨らんだそのときだった。
知らない大人が、距離を詰めてきて、
軽く、でも逃げ場をふさぐみたいに肩を組まれる。
「迷子?」
声は軽いのに、近すぎて、怖かった。
涼太の体は一気に強張り、
声が、うまく出ない。
目が泳ぐ。
足が、動かない。
——たすけて。
その瞬間。
「……涼太?」
聞き慣れた声が、少しだけ強めに響いた。
涼太を探してモール中を回っていたメンバーが、
状況を一瞬で察して間に入る。
「すみません、家族なんで」
その一言で、肩の重みは消えた。
足が震えたままの涼太を、
誰かがそっと背中から支える。
「大丈夫。もう一人じゃない」
その言葉に、
やっと息ができた。
あとから合流した家族は、
誰も責めなかった。
「怖かったな」
「見つかってよかった」
それだけだった。
夕方のモールを出るころ、
空は少し暗くなっていて、
館様は、ぎゅっと家族の服の裾をつかんだ。
——もう、離れない。
それが、
この日のいちばんの約束だった。
上手くかけずにすみません!
次回もお楽しみに!
コメント
1件
可愛すぎる、、🫶