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ゆり。
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宮舘「んぅ……」
日が頂点に達そうとする中、宮舘は一人目を覚ます。横を見れば気持ち良さそうに眠る目黒の姿があった。
…あ、昨日…
考えただけで顔が熱くなっていくのがわかる。でもそれは宮舘にとって限りなく嬉しいこと。
宮舘「んん……いたた…」
目黒「どー…したのぉ…?」
宮舘「起きた?」
目黒「ぉ…きた…」
宮舘「おはよーニコッ」
目黒「腰いたい…?」
宮舘「ぁう……っ…」
目黒「んははっ笑。なに?感じたの?」
宮舘「ヤラシイ人…っ!」
宮舘は重たい腰を上げそそくさと台所へ向かう。目黒ちょっと不貞腐れる。でも、こんなやり取りをこれから毎日と言っていいほど行える。
目黒「りょーた」
宮舘「はーい?」
目黒「…お散歩…行かない?」
二人で遅めの朝食を取り、目黒は自室で仕事の確認。宮舘は家事をしていた。
岩本は街に出払っており、向井もまた街に用事があったようで起きた時には二人の姿はなかった。
宮舘「お散歩?もう夕方だよ?」
目黒「いいでしょ…?」
宮舘「でも俺今からご飯作らなきゃ…」
目黒「そんなの良いよ」
宮舘「ダメ。照とこーじお仕事してるんだからそれを労わないと」
目黒「真面目だなー…」
しかしそう言いながらも宮舘は外に出てみたかった。なんせここに来てから外に出たことは一度もない。出る用事がないのだから。
縁側から見える屋敷の庭や森はとても綺麗だ。行ってみたい気持ちもありつつ、中々踏み出せずにいた宮舘にとってはまたとないチャンス。
宮舘「…じゃあ、夕食の準備手伝ってくれたらいいよ」
目黒「え…そしたら日が暮れちゃうよ」
宮舘「だから、夜に…お外行かない?」
目黒「手伝う」
宮舘「即答…笑」
目黒「涼太!行こ!」
宮舘「まだお皿洗い終わってないよ」
目黒「むー…こーじ洗ってて!」
向井「へーへー…」
宮舘「もう!ごめんね康二」
向井「ええんやで。楽しんでおいで」
宮舘「ありがとうニコッ」
目黒は痺れを切らし向井から宮舘を引っ剥がしてそそくさと玄関で向かう。そんな後ろ姿をあきれ気味に見守る向井。
だって目黒がなぜ宮舘を外に連れ出したいのか、理由がわかっていたから。
岩本「目黒、言うのかな?」
向井「あの感じやと言うんやない?」
岩本「俺はいつ言ったらいい?」
向井「そんなん早い方が…………ん?」
岩本「早いほうがいいんだね?分かったニヤッ」
向井「なっ…な、なッ…/////!!!?」
岩本も、いつ連れ出そうかと独り言をつぶやきながら自室に戻っていった。
向井は恥ずかしさと困惑のあまり、開いた口が塞がらないのであった。
宮舘「涼しいねー」
目黒「だね?涼太は可愛い」
宮舘「俺の話ちゃんと聞いてた?」
目黒「聞いてた聞いてた」
宮舘「むぅ……もう知らん」
目黒「わぁ!嘘だって!涼しいね!涼しい!」
宮舘「もぉー」
宮舘は目黒にお構い差しでどんどん進んでいく。ここに来て初めて自分の足で歩く綺麗な庭。もっと見たい。もっと触れたい。好奇心は自分の足をどんどん進める。
目黒「…なんか、楽しそうだね」
宮舘「……仕事以外で外に出ること許されてなかったの。」
目黒「…」
宮舘「だから嬉しい。自分で自分の世界を見て創れる。…それがたまらなく嬉しい」
目黒「…じゃあ今度は俺が涼太に色んな物見せてあげる。」
宮舘「このお庭だけでも十分だよニコッ」
目黒「ううん。涼太が知らない世界、見せてあげる」
宮舘「?………蓮?」
目黒は宮舘の前に膝立ちする。
目黒「涼太…俺と─────」
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コメント
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と…ときめくんだが(*´艸`*)