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上手過ぎる...✨何も言うことがない...
第一話「ヤンヘラな幼馴染み達」
私には、小さい頃からの付き合いの幼馴染みがいます。
幼馴染みは全員で6人。一人一人が優しく、何時も私の事を気遣ってくれる。
みんな優しいのに一つ難点があります。
それは…
nk「ねぇ、良い子にしてた?」
まーた窓から入ってきた…
いっつもそうだ。一緒の学校だから毎日一緒に登校している。
なかむが迎えに来てくれるんだけど、毎日窓から部屋に侵入してくる。
この前は起きたらなかむが隣にいた。あの時はすっごいびびった。本当に心臓に悪いと感じた。
私「うん…ちゃんと良い子にしてた。」
もう怒る事が面倒くさくなり、どうでもいいやと思っている。
なかむは嬉しそうに微笑み、何時もの物を渡される。
nk「はい、これ!今日も”コレ”ちゃんとつけてね?」
なかむから渡されたのは水色の”首輪”
外に出る時は必ず首輪をつけなければならない。
これは、私がなかむの物という証拠になるのだ。これをつけてれば誰にも話しかけられないし、ちょっかいをだしてくるヤツはいない。
私にもなかむにもwin-winだと思っていたから別に嫌だと思った事がない。
私「ありがとっ」
慣れた手つきで首輪をつける。
なかむはその様子をみて余計に嬉しそうだ。
nk「何時も有難う。俺の物になってくれて」
ニコニコとした表情で言う。私は便利だから首輪をつけてるだけで、なかむの物になってるとは思っていない。
私「うん。此方こそ、何時も守ってくれて有難うね?」
なかむを不機嫌にしないよう、優しい口調でいう。
その言葉を聞いたなかむは、照れくさそうだった。
nk「んも!いいから、行こ!!他のメンバーが待ってるから」
私「はいはい。」
学校に着いた。
階段を上り、教室がある一本道につく。
br「ねぇ~~2人まだぁ?おーそーいー!」
廊下越しでも聞こえるぶるーくの不満そうな声。
そんな彼に声をかけてあげたくて、早歩きで教室に向かう。
私達の教室の前につき、入ろうとする。
すると、突然なかむに腕を引っ張られ両耳を塞がれる。
kr「…どうせまたヤってるんじゃないの?」
kn「えぇ~、やだなぁ…なかむだけの物じゃないのに…」
sm「俺だってさぁ…あの子を監禁して自分の物にしたいんだよ。みんなで我慢しようぜ。」
やっと手を退けてくれたと思えば、なかむはメンバーの方を見て何やら不機嫌そうだった。
私「なかむ…?どうしたの、急に耳を塞いで―」
不安に思い、聞く言葉を全部言おうとしたけど言い切る前にとめられてしまった。
今は壁ドンをされている。
nk「俺さ、めっちゃ不安なんだよね。何時裏切られるのかなって。もし君が俺を裏切ったら殺すから。一緒死ぬから」
やばい…ヤンヘラモードにはいっていまった。
こうなった時の対処法は、散々学んでいたから知っていた。
私「ねぇ、毎日私を信じてっていってるよね?絶対なかむを裏切ったりしないから。なかむしか目にない。」
嘘。本当は何時も絡んでくれるメンバー全員が好きだった。
勿論なかむの事も。昔から誰が一番好き?と言われても答えられない程にみんなが好きだった。
― 時には恋愛的な意味で、時には幼馴染み的な意味で。
sh「あ、なかむ達廊下にいるやん!」
br「えっ、まじ!?いこーぜ!」
やばい…メンバーに匂わせる事はしたくない。
必死な思いで、なかむを退ける。
nk「ちょ…っ」
sm「よぉ!何時も通り遅いじゃねぇかw」
私「ごめんごめん!また寝坊しちゃってさぁ~」
なかむの顔は少し曇っていた。
でも仕方ない。私はなかむ一人よりみんなの友情を選んだのだ。
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