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「……すちくん、お願い……ちゃんと、俺だけのものになって」
キスの合間に、みことが潤んだ瞳で懇願するように囁いた。
その声にすちは、理性の最後の糸がふっと切れるのを感じた。
「何度でも証明するよ。みこちゃん以外、目にも入らないって」
そう言うと、すちはみことをベッドに押し倒し、そのまま自分のジャケットを脱ぎ捨てる。
みことの首筋に、噛むようなキスを落としながら――肌に赤い跡を残していく。
「……これで他の人が見たら分かるよね。みこちゃんが俺だけのものだって」
「……っ、そんなの、見せるつもりない……っ、でも……嬉しい……」
みことの声が甘く震える。すちは指先でみことの胸元を撫でながら、そのまま優しく、けれど執拗に愛撫を続けた。
声を堪えるみことの唇をふさぎながら、ゆっくりと腰を落としていく――
「深いとこ、届いてる。……ほら、もっと聞かせて」
「やぁっ……すちくんっ、そこ……だめっ、奥……ぁあっ……!」
絡み合う肌と肌。
その音すら快感に変わるほど、ふたりの心と体は熱く重なっていた。
すちは、みことの嫉妬に応えるように、何度も優しく名を呼びながら動きを深くしていく。
みことは目を潤ませながら、すちの名前を何度も甘く吐き――
「……すちくん……好き、好き……っ、壊れちゃうくらい……っ」
「壊れていい。俺の腕の中でなら、何回だって、抱きしめ直すから」
すちの動きは止まらない。
みことの身体が何度も波のように震え、甘い吐息を漏らすたびに、すちはもっと深く、もっと強く求めた。
「みこちゃん……感じてる?」
「うん……すちくん……もう、だめ……っ」
みことの声は切なく、でもどこか誇らしげで。
身体の奥から何度も絶頂が押し寄せ、何度も快感に溺れていく。
すちはそのたびに優しく名前を呼び、熱い視線でみことを包み込んだ。
「みこちゃんだけのものだ」
その言葉がみことの心に深く刻まれて、熱く何度も何度も重なっていった。
みことの身体がすちの動きに合わせて震え、柔らかな声が何度も夜の空気に溶けていく。
「すちくん……もっと……」
すちはみことの望みを感じ取り、さらに優しくも激しく腰を動かした。みことの中で幾度となく押し寄せる快感が重なり合い、まるで終わりのない波のように二人を包み込む。
「もっと聞かせて……みこちゃん」
「うんっ……すちくん……好き……!」
愛情と情熱が渦巻き、二人の呼吸が乱れる。繰り返される絶頂の合間に、すちはみことの額にキスを落とし、ぬくもりを伝え続けた。
「ずっと一緒にいようね……」
みことは目を閉じてうなずき、また甘く声を漏らした。
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