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#ゲーム
56
インフォ「ついたぞ、じゃあ早速」
『待って…ほんとに待って…』
(あっ、やばい気持ち悪い…)
登りきったものの険しい山道を歩くのはきつかったようで体が追いついていなかった
インフォ「…大丈夫か?」
『しにそう…ほんとに…』
インフォ「………一度休憩にするか」
(ありがたい……)
インフォ「それじゃ始めるぞ、手始めに物を浮かしてみろ」
『わかりました…………』
そう言われドラム缶の上に置かれているりんごを見つめる
念を込めてみるもリンゴは震えるだけで浮きはしない。
そのまま続けると次第に目眩、耳鳴り、頭痛へとなり変わって行く。
(あと少し…あと…)
少し、そう思いかけた瞬間
りんごがほんの少し浮き始めた
何か生暖かいものがところどころから垂れている気がするが気にしている場合ではない。
今リンゴから集中を逸らすとダメな気がしたのだ
リンゴが1ミリ、3ミリ、6ミリへと浮いていくにつれて生暖かいものは感じなくなっていた。
多分だが感覚が麻痺しているのだろう。
横から何か聞こえるがよく聞こえない…あれ…なんか視界が二重に…
インフォ「巡回者!!!!!」
『っは…ぅ”…』
集中を逸らした瞬間、急に感覚が戻っていき頭痛やら耳鳴りも一気に症状が出てきた
インフォ「いいか、今から自己回復に集中しろ。」
感覚が戻っていき鈍るどころかいつもより敏感になっていて痛すぎて集中ができない
『痛い…いたぃ………』
インフォ「少しだけ耐えてくれ」
そう言って家の中へと戻って行ったかと思えば何かを持ってこちらに走り寄る
インフォ「これを飲んでくれ」
『これ何………』
インフォ「麻酔効果がある、睡魔はなるべく控えめなやつだが副作用で出てしまう。でも飲んだら痛みはしばらく収まる」
『ありがとうございます…』
そう言い素早く薬を口に含み飲み込む
インフォ「即効性ものだからすぐに効くぞ。」
そう言いながら背中を摩られる。
私は深呼吸をし、痛みが控えてきた頃
『やります。』
インフォ「嗚呼…何かあれば駆けつける」
『ありがとうございます』
そう言い私は自己回復に集中し始めた。
そうするとみるみる血は止まっていき、頭痛も目眩もなくなっていった。
しばらくそのまま続けているとびっくりするぐらい全回復。
インフォ「回復もいけると…チート説が濃厚になってきたな」
インフォ「休憩にしよう。既に限界を超えてるのに更に越えようとしたら何が起こるかわからない」
『いえ、まだやります。』
インフォ「本気か?」
『はい、このまま慣れさせていけば時間が掛かる問題は解決するはずです。』
インフォ「様子を見て止める。その時はちゃんと休憩してくれ」
『はい、ありがとうございます』
インフォ「次は何をするんだ?」
『テレポート…してみようと思います』
インフォ「テレポート…成程、どこにテレポートするんだ?」
『インフォさんの後ろに行ってみようかと』
インフォ「そりゃ楽しみだ」
試しに少しだけ念じてみると一瞬の浮遊感を感じ、インフォさんの背後にいつの間にか来ていた。
インフォ「すごいな…テレポートもできるのか」
『……なんかこっちの方がキツくないような』
インフォ「ふむ…こういうのって普通テレポートの方がしんどかったりするもんだけどな…」
『テレポートメインの水晶だったりしますかね?』
インフォ「ありうるな」
『試しにこの前行った街に行ってみます』
インフォ「あんまり人目のつかないところがおすすめだ」
『了解です、ありがとうございます』
そう言い、また念じてみる
『ここどこ…?』
いつの間にか廃墟化した研究所に来てました 。
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