(ん…)
「あれ…ここ何処だ…?」
起きたら見覚えのない場所に連れてこられていた。
(なんで俺はこんなところに居るんだ…)
朦朧とする意識の中で周りを見渡しているとふと声を掛けられた。
「嗚呼,炭治郎…起きたのだな。」
(ッ…?!?!?!?!?!?!?!?!?!)
「無,無惨…!!!!!!!!」
(目の前に無惨が居る…なのになんで体が動かない…!!!!!!!!)
「動こうとしても無駄だ。私達はここから出れないのだから… 」
「つまり…俺とお前は…ここに閉じ込められた…?」
「…そーゆ事だ」
(最悪だ…仮にも鬼殺隊員である俺が,天敵と閉じ込められるなんて…)
「ね、禰豆子は…?!?!?!禰豆子は何処にいる…?!?!?!」
「…禰豆子なら彼処に居る。」
(よかった…禰豆子はそのままか…)
??「お目覚めのようですね。お二人とも。」
「だ、誰だ!!!何故俺達をここに閉じ込めた!出せ!!」
??「それは無理ですねぇ〜。まぁでも一つだけ。出れる方法はありますよォ〜」
2人「はぁ?!?!」
「有り得ない…有り得ないぞ…。」
「なんで俺らがそんなことしなきゃ行けないんだ…。」
謎の男が出した司令。それはー
「2人で抱き合いキスをしないと部屋から出られない。」
といった無茶苦茶な司令だった。
??「ちなみにシラフの状態だと無理だろうからそこにいいものを用意してあるからねェ〜遠慮なく使ってねェ〜。」
(明らかに怪しいあの瓶だよな…)
??「それじゃあ,抜け出せるように頑張ってねェ〜」
(……)
(…)
「炭治郎…早く覚悟を決めろ…じゃないと何時までもここから抜け出せれないだろう…。」
「わ、分かってる…。」
(早くここから抜け出したい…だけどそうするためには天敵の…鬼の始祖である無惨とキ,キスをしないといけないんだ…)
「…早くしろ…流石の私でも我慢の限界だぞ…。」
(わ、分かってる…ええい…もうこうなったらヤケクソだ…!!)
グビっ……グビっ…グビっ…グビっ…。
(な、何だこれ…体が熱い…)
(何なのだ…この感情は…ザワザワする…)
ドサッ…
「無…無惨…」
「……」
2人(恥ずかしすぎるだろ!!)
「ゆ、ゆくぞ…」
「あ、嗚呼…」
ぎゅぅぅぅぅ……。
(炭治郎…フリでもいいだろう…?)
(嗚呼…振りでいいから騙そう……)
(*-( )チュッ
ガチャ……
??「いやぁ〜さすがだな。」
??「お陰でいい映像が撮れ…わぁ?!」
2人「ふ、ざ、け、る、なァァ!ふざけないでください!!」
御館様「まぁまぁwいいじゃないの笑」
2人「良くないだろ!です!!」
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