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校舎裏
リオ)……(疲れた…なんで…もういやだ……見返す為に入ったのに……なんで出来ねぇんだよ…おかしいだろ……)
地面に座り込み己の弱さに打ちひしがれ…涙を流した
自分は…弱いんだ……何もかも…全てが…魔法も…人柄も…自分の弱さ……悔いた…見返す所が自分の弱さに気付かされ……
リオ)なんでだよ…頑張ってるだろ……
自分が嫌いだ…
リオ)……死んでしまえばいいのに…
弱い自分が嫌いで……ついその言葉を出した…
言葉を口にすると目の前に「ナニカ」が立つ気配を感じ顔を上げると…一目でわかった……死神だ
死神)お主は…己の死を望んだな?
死神は私の首に鎌をかけ「死にたいのならば今ここで死なせてやろう」と囁いてきた
リオ)(死ねる…?何も見返せず…死ぬのか?でも…死にたいと願ったのは…事実だ……)
死神)葛藤があるな?その葛藤を振り払いもう一度願え、「己の死」を
リオ)(……死ねたら…アイツらを…)
そう思うと死神がいきなり消え気付くと医務室のベッドで寝ていた
リオ)あ、れ…(死神…は?どこに…)
体を起こすと何故か隣でレインが寝ていた
リオ)(なんだ…こいつ……何でいるんだ…)
すぐに出て行こうと思いベッドから降り医務室の扉を開けようとしたら「もう動いていいのか?」とレインに声を掛けられた
リオ)んなっ…
レイン)リオ、魔力が乱れてるぞ
リオ)ッ…(こいつの…こーいう所が嫌いなんだよ!)
レイン)!?
怒りに身を任せてレインを押し倒し首に手をかけていた
リオ)お前のそういうところが大っ嫌いなんだよ!力も何もかも手を入れて!お前は…あたしの持ってないもの全部持って行きやがって!何でだよ!
手に力を入れレインの首を絞め始めた
リオ)何でだよ!何で…なんでお前は何もかも持っているんだよ!なぁ!寄越せよ!
気づけば私は泣きながらレインの首を絞めていた…だが、気づけば手の力は抜けて行きレインの上でポロポロと泣いた
リオ)私は…何で……持ってないんだよ…
レインは体を起こし私の頭を優しく撫でた
リオ)グスッ
レイン)…リオ、俺だって元から持っていたわけじゃない、元からこの地位にいた訳じゃない、元から裕福だった訳じゃない
リオ)うるさい!うるさいうるさい!最終的には私が持ちたい地位を手に入れた癖に!
レインの胸を殴って文句を言っているとレインにベッドに押し倒されキスをされた
リオ)んぅっ…やめッ触るな!
レイン)大人しくしていろ
リオ)い、いや!触らないで!
レイン)リオ、俺はお前が好きだ
リオ)え、あ…そ、んなの聞くわけないだろ!
レイン)本当だ、俺が下らない嘘を言うと思うか?
レインは私の太ももを撫でレインは私の足を自分の肩に乗せた
リオ)そ、れは…
目をそらすとレインはまたキスをしてきた
レイン)リオ、俺は本気だ
リオ)う、うぅ〜///お前なんか嫌いだ!バカ!変態!セクハラ!
レイン)はいはい、そんな顔するって事は本気なんだな?リオ
リオ)知るか!バカ!///
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝100いいねR