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リクたちは砂の上を進む中、突如地面が波打ち、砂が盛り上がる。そこから無数のサンドシャークが牙をむき出しにして襲いかかってくる!
ロビンが弓で分裂矢を放ち、リクは新しく覚えたスキル「分析」で群れの弱点を探る。
アイビーは強度増幅を使い、力強く盾となって仲間を守る。
バトルの中でリクたちは連携を深め、敵を追い詰めていくが…、砂嵐が巻き起こり視界が奪われ、戦況は一変する――。
なんだ…この感覚は…?」リクが不安げに呟くと、地面から一斉に砂が盛り上がり、無数のサンドシャークが牙をむき出しにして飛び出してきた。
「くっ、サンドシャークの群れだ!」ロビンがすかさず弓を構え、分裂矢を放つ。
リクはすぐに目の前の敵をスキル「分析」で解析する。
【解析結果】
種族名:サンドシャーク
体長:約3メートル
HP:800
弱点:頭部の砂の鱗が薄い部分
「頭狙え!あそこが弱点らしい!」リクが叫び、アイビーは強度増幅を使って盾となり、鋭い爪や顎から仲間を守る。
しかし群れは次々と襲いかかり、砂嵐が巻き起こって視界が一瞬にして奪われてしまう。
「やばい、視界が…!」リクが焦る中、ロビンが「俺のスキル、瞬間移動使うぞ!」と叫び、瞬時に敵の群れをかいくぐり安全な位置へ。
「続くぞ!」と、三人は力を合わせて戦い続けた――。
ロビンの分裂矢が砂煙を切り裂き、鋭く飛び出す。
「これで、5匹倒したぞ。」ロビンは冷静に次の矢を構えた。
だが、サンドシャークの群れはまだまだ多く、前に進むのは簡単じゃなかった。
「まだ、終わらんか…」ロビンは険しい顔をしながら、特別な矢をポケットから取り出した。
「これが、俺の秘密兵器、爆裂矢だ!」低い声で言い、矢は激しいエネルギーをまとい燃え上がった。
「いくぞ!」ロビンが放った爆裂矢は、群れのど真ん中に突き刺さる。
矢先で爆発し、強烈な衝撃波とともに五匹のサンドシャークが吹き飛んだ。
爆風がおさまったとき、ロビンは構えを解き、勝利を確信した。
「これで、一気に形勢逆転だな!」ロビンは叫び、リクとアイビーも気合を入れ直した。
爆裂矢でサンドシャークの群れを撃退した後、三人は砂漠の小さな岩陰に身を寄せる。
リクがふとロビンに言う。
「ロビン、なんでそんなに強いんだ?それに、どうしてそんなに長くドリームコアにいるんだ?」
ロビンは少し黙ったあと、低く呟くように言う。
「…俺、迷子だった。ここ、出口わからなかった。」
アイビーが少し子供っぽく口を開く。
「でも、ロビンはずっと一人で、怖くなかった?」
ロビンはわずかに目を伏せて答える。
「怖い、あったよ。でも…ずっと探してた、出口も…自分の場所も。」
リクが肩を叩きながら励ます。
「俺たちがいる。もう一人じゃない。」
アイビーも元気づける。
「みんなで一緒に、出口探そうね!」
ロビンがほんの少しだけ微笑んで、三人の間にほんのりとした絆が芽生える。