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〜 sideローレン 〜
あれから一か月あまり
俺は小柳との関係は続いている
それは支配的に‥‥‥‥
昔からそうだったと言われればそうかもしれない
でも小柳を見るとどうしても服従させたくて仕方がなかった
でもある時から違う感情が芽生えた
支配的に服従させるのではなく‥‥
慈しみとでも言うのか?
これまで本気で愛した事が無かった罰かの様に、俺はどう接して良いかわからない
でももう俺の強引さを小柳に強要したくはなかった
これが愛なんだろうか?
急に変わることは出来なくても、これからは小柳の事を大事にしたい
そう思った
「‥‥ローレンさん?」
「なに?」
「いえ‥‥」
「苦しかった?」
「そうじゃないです‥‥ただ‥‥」
「ただ?」
「‥‥‥‥なんでもないです」
「そうだ、今度の休みは用事ある?」
「ないです」
「どこか行きたい所とかない?俺達家にばっかり居るし」
「どうして‥‥?」
「どうして‥‥って、俺達デートもしてないし」
「俺はローレンさんが行きたい所がいいです」
「なんだよ、それ。小柳が行きたい所聞いてんのに」
「‥‥‥‥‥‥」
なんだか不満そうな顔で背中を向けられた
俺変な事言ったか?
まぁ、外出が苦手って言ってたからそう言う事なんだろう
だったら家で2人で出来ることの方が良いのかな
ネットでドラマか映画でも見るとか?
それとも新作のゲームでも一緒にやる?
家で出来ることってなんだろう‥‥
今までの彼女達とも体だけの付き合いだったからなぁ
小柳がして欲しい事してあげたいのに‥‥
背中を向ける小柳を見つめながら小柳の事を考える
なんでだろう
こんなに近くにいて小柳の事を考えてるのに、今までの関係の方が小柳を近く感じれた気がする
この心のざわめきがなんなのか
それを知るために俺は変わろうと思う
「‥‥小柳」
「‥‥‥‥‥‥」
「‥‥寝たのか?」
「‥‥‥‥‥‥」
何も言わない背中をそっと抱きしめる
首元に顔を埋め、言葉に出さずに『ごめん』と呟く
今は伝わらなくても良い
俺がしてきた事を償いながら小柳を愛したい
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コメント
3件
ろれ が愛したい人を愛すには こや にもくみ取って貰わないとかも...
純愛に変わってる、?まぁ結果二人が幸せならOK