kn「なぁ、shk最近寝るの早くない?」
sh「え!?あー、、、ちょっと最近疲れてて。」
今日はknが早上がりの日だ。いつも早上がりの日は俺もバイトで休みを取って2人で外食をする。
kn「本当かな?なんかうわの空だし。俺、拗ねようかなー。」
sh「ガキかよw考えてたんだよ。やっぱこうして顔見て一緒にご飯食べるのいいなぁって。」
kn「嬉しい事言ってくれるじゃん!さっ!どんどん食べよ!」
sh「あ、そういえばあのゲームやってる?」
kn「あぁ、やってるよ。まだ中盤ぐらいだと思うけど面白いね!shkが言ってただけあるわ。」
sh「やり込みすぎて寝不足になるなよ?」
kn「はは!そん時はshkが起こしてくれるんでしょ?」
sh「やだよー、、、お前起きる時間俺より早いし。」
お互いそんなに時間が合わないからこうして顔見れるのは本当に嬉しい。次はいつ会えるんだろうなんて考えてたら、あっという間に食事を食べ終えてしまった。
店を出て家路までを2人で歩く。とても名残惜しい。また明日も電話したりゲームしたり出来るのに顔を見ると寂しい気持ちが強くなる。
kn「shk、、、ほら。」
sh「ん。」
差し出された手を握る。少しだけこうして手を繋いで帰る。
kn「じゃぁ、shk。また明日ね。」
sh「おう。また、明日。」
一歩ずつ俺とknとの距離がひらいていく。俺は咄嗟にknを追いかけて後ろから抱きついた。
kn「うえ!?shk??」
sh「ごめん、、、なんか、その、、、っ!?」
俺が喋り終わる前にknが前を向き抱き返してくれる。俺もそれに答えるように背中に手を回した。
kn「はぁー、、、shk好き。」
sh「うん。俺も。」
幸い人通りも少なく人に見られる事は無かったが普段では絶対に俺がしない事だ。
knも驚いてはいるだろうが、声色からは嬉しさが伝わってくる。
kn「急に甘えるからビックリしたじゃん。」
sh「俺もビビってる、、、。でも、体が勝手に動いてた。」
kn「嬉しかったよ。じゃぁ、今度こそ帰るか。」
sh「あぁ。また明日な!」
お互いに手を振り家路へと向かった。
俺は家に着くと玄関の扉前でしゃがみ込んだ。
sh「お、お、俺、何してんのぉ!?」
先程の出来事を思い返すと恥ずかしさが込み上げてくる。
sh「kn全然嫌そうじゃ無かったけど、、、外じゃん。気をつけなきゃ、、、。」
頭の中で何であんな行動を取ったんだろ?と考えながら寝る為の準備をする。
全てを済ませた俺はknにラインを送り眠りについた。今日の出来事が自分でも衝撃すぎて夢の事なんて忘れていた。
第5話終わり
コメント
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気づかなかい内に夢が現実に心理的だけだけど影響してる...? 更新お疲れ様です!