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僕の名前は緑谷出久
個性が溢れている世界で数少ない”無個性”だ
そんな僕は毎日親からの暴力、友達からのいじめ、親戚からの冷遇など言わゆる負け組というやつだ
そんな僕でも唯一気を許せる人がいる
???「デクくんは将来の夢あるんですか?」
緑谷「夢…暗い話になっちゃうんだけどそれでも良かったら」
???「もちろんです。デクくんの話ならなんでも聞きますよ。」
緑谷「トガちゃんといると無個性の自分でも生きてていいんだって思えるよ。ありがと」
トガ「私もです。デクくんのためならなんでもできますよ」
緑谷「それじゃあ夢の話だったね。僕の将来の夢はヒーローになることだった」
トガ「という事は今は違うんですか?」
緑谷「どうだろ、何を望んでるのか何を叶えたいのか自分でも分からないんだ」
トガ「そういえばデクくん如月町のヴィラン事件に巻き込まれてた幼なじみを助けたってニュースになってましたね」
緑谷「うん。でも無個性が出しゃばって二次被害の危険性もあったとか。別にそんなつもりは無かったのに。それに憧れだったオールマイトにも「個性の使えない君が無茶をする必要はない」って言われたよ」
トガ「ヒーローってのは個性の使える者の集まりです。結局はお友達やご両親と一緒です。誰もあなたの事を正面から見てくれない、その証拠に…ほらあのニュースも」
キャスターA「如月町のヴィラン事件で人質となった少年を助けた子供は無個性だったということで、もしオールマイトが駆けつけなかったら二次被害の可能性が起きてたかもしれないという事で専門家の方に話を聞いていきたいと思います」
専門家「そもそも今の時代個性がない人間は珍しく、それにまだ子供もし人質が増えればヴィランを倒すどころか、かえってヒーローそして市民に被害が出たかもしれません。ヒーローと言えど無闇に建物を壊したり市民に被害を出したりはできないので今回は上手く行きましたが、個性の発現が上手くいかない子供や無個性の子供を施設に入れた方が良いと私はおもいます」
キャスターA「確かに施設に入れ安全に隔離した方が今後の為にn」ブツ
トガ「早くここから出ましょう」
緑谷「なんで個性がないってだけでここまで言われなきゃいけないんだ」
トガ「デクくんヴィランになりませんか?一緒に世界を変えるんです」
緑谷「僕がヴィランに…でも僕には個性が」
トガ「それなら心配ありません。先生が何とかしてくれますから。また明日10時にここで待ってます。決心が着いたら11時までに来てください」
緑谷「わかったよ、それじゃあまたね」